パワーチェック


審判の日

スポーツタイプの車に乗っていると、自分の車のパワーは気になるものだ。
まして金をかけてチューンしているなら、その結果を知りたくなるのは当然と言える。
いくらパワーアップを体感できても、やはり具体的な数字が与えるインパクトは大きい。

大金を投じてハイパワー車を購入した、あるいはチューニングした。
それらが無意味でなかったことを客観的に証明してくれる唯一の手段。

それがパワーチェックではないだろうか。

25Rを購入してはや1年。
諸費用込みで400万円を軽く超える車だ。
さらに最近はCPUとブーストコントローラを装着した。

じつに総額450万円以上!
これは期待せずにはいられない。

25Rを選択した俺の判断は正しかったのか?
その答えを出す時がきたのである。

但し書き

パワーチェックを行ったのはスーパーオートバックスみなとみらい店。
シャシダイがあるピットと店内を仕切る壁には、これまでパワーチェックした、
多くの車の写真が飾られている。オーナーの名前と計測した馬力を添えて。

「俺の車も仲間入りするのか・・・( ̄ー ̄」

そんなことを考えていた時、壁に貼られた1枚の紙に注目しました。
以下、全文うる憶えです。


当店のシャシダイは〜〜〜(省略、忘れた)である為、

カタログ値が280PSの場合、250〜260PSで計測されます。

またAT車の場合はパワーのロスがある為、さらに少し低くなります。



ちなみに俺の予想最高出力は310PS。
ま、これを考慮したとしても280PSは固いだろう。

パワーチェック開始・・・結果は?

25Rがシャシダイに載せられ、パワーチェックが始まると、
ピットの壁に10人くらいのギャラリーが集まってきた。注目の的である。
俺はパワーチェックの様子を撮影しつつ、ガラス越しに見えるパソコンの画面を
見つめていた。この画面にパワーチェックの結果が表示されるからだ。

まず1回目のパワーチェックが終了。

パソコンの画面に表示されたグラフのカーブは
240PSあたりをウロウロしている。

・・・何かの間違いであることを祈る俺(−−;;



次に2回目のパワーチェックが終了。
グラフのカーブはまた240PSあたりでウロウロ。

・・・少し涙目になってきました(:_:



そして3回目のパワーチェックが終了。
・・・もう見たくない(ToT!



いくらなんでも240PSはないでしょう?トミタ夢工場さん!?
これじゃ、リッター当たり100PSも出てないじゃないすか?
シャシダイの方式やATのロスを考慮しても、ちと低すぎるよ。
それとも俺の車はハズレなの?

なんか疲れちゃいました。

最後に店員さんに「写真が10日くらいで出来るので取りに来てくれ」と言われて、
すっかり忘れていたことを思い出しました。



頼むから車の写真を店内に飾らないでくれ。

・・・真剣に頼んでみようかな(・・?



追記:

この車は伊豆スカイラインを走っていても、
かなりの上り坂で全開にしないと最大設定
ブースト(0.85)まで上がることはありません。
・・・という理由であることを祈ってます(^^;;


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