志賀高原・焼額山スキー場のホテルの格安予約 
 
掲載日2017年12月12日          斉藤 清 
 
 来春の3月末に、82歳になる。安曇野や東京の前からのスキー仲間は、すべて僕の一番気に入って
いる志賀高原・焼額山スキー場に誘っても、歳だからと言って行かなくなってしまった。一昨年から、僕の
一人スキーになってしまったのが寂しい。

 今シーズンも、志賀高原・焼額山スキー場を中心に、志賀高原のスキー場を一人で楽しむことにする。

 志賀高原の焼額山スキー場の魅力は、最上部の焼額山山頂(標高2009m)直下から、本当のパウダ
ースノーを、雪煙を上げて滑走出来ることである。

 以前は、北アルプスの白馬コルチナ、栂池高原、八方尾根、岩岳、五竜とおみ、さのさかスキー場、偶に
は爺ヶ岳スキー場を滑っていたが、雪質が本当のパウダースノーではなく、またゲレンデの雪面が圧雪し
過ぎで硬いのが、面白くないのである。青木湖スキー場、やなばスノーパークもその近くにあり、滑りに行っ
たこともあるが、これらのスキー場は、スキー人口の大幅減少のあおりで、閉場してしまった。さのさかスキ
ー場も、閉場の噂が出ている。なんとか生き残るのは、小学生スキー合宿の多い、初心者向けゲレンデの
ある爺ヶ岳スキー場かな??

 スキー滑走の醍醐味は、何歳になっても風を切って、雪煙を上げて滑ることにあり、これが殆どできない
北アルプス山麓のスキー場は、かなり前から敬遠している。以前は、白馬八方尾根スキー場に30年来の
定宿があったが、その宿も3年前に閉鎖(現在は中国系の経営者が引き継いでいるらしい)されてからは、
北アルプス北部のスキー場には殆ど行かなくなった。例外は栂池高原スキー場で、毎シーズン1泊で1回
滑っている。ここの最上部(標高1720m)から、7kmのクルージングが、今でも楽しいのである。

 この定宿のご主人から、「斉藤さんはいつも八方尾根スキー場に来てくれるが、本当にスキーを楽しみた
いなら、志賀高原スキー場に行きなさい。自分の商売にはならなくなるが・・・」と言われたのが、きっかけで
ある。

 本格的に志賀高原スキー場の焼額山スキー場を滑り始めて10年以上になるが、このスキー場には所謂
るゲレンデは無く、すべてが幅の狭い滑走コースになっていること、雪面はいつもソフトグルーミングされて
いて滑りやすいが、雪面が軟らかいので、朝一番に滑走するのは非常に楽しいが、昼頃になると、特にスノ
ーボーダーの転倒した穴だらけになってしまうという欠点もある。それで朝一の滑走に僕はこだわっている。

 そのためには、このスキー場を経営する「プリンスホテル」の、東館、南館、西館のどれかのホテルに泊ま
り、朝一の「ファーストトラック」をしたいのである。宿泊料金や食事料金は、最高級は東館、次が南館、安い
のが西館であり、従来は西館ばかりに泊まっていたが、昨年から南館の格安コースを利用し始めた。

 今シーズンは、超早割り予約の「プラチナ10」という提案が出たので、早速申し込んだ。大型のツインル
ーム10泊の予約券である。1泊を10回もOKだし、2泊を5回でも、また任意の回、任意の連泊をして、
合計10泊できるのである。但しツインルームだから2人分の料金になるので、僕の様な一人泊の場合は、
割高になる。しかし、「プラチナ10」は南館の場合、10泊の宿泊料金が70,000円なので、一人一泊の
場合、7,000円と、中級ビジネスホテル並みであり、食事は別料金であるが、ホテルの廊下を渡って隣
から焼額山第2ゴンドラリフトが出ていて、すぐ山頂に行ける地の利もよいのである。 

 志賀高原スキー場も雪不足だったが、この所の大雪で、12月24日の週に、2泊で今季の初滑りをする
予定を立てている。
 
 
Google Mapから、焼額山スキー場付近の3D地図を作った。
見て分かるように、幅の広いゲレンデはなく、狭いコースのみの構成になっている。 
 
 
 焼額山スキー場のマップ。
左側の「パノラマコース」は、中級、最大斜度23度、滑走長さ2500m、
右側の「ジャイアントスラロームコース」は、中級、最大斜度25度、滑走長さ2500mである。
中央部のオリンピックコースは、上級、最大斜度30度、滑走長さ700mである。
長野冬季オリンピックで、男子スラローム競技がここで行われた。
 
 
 これは昨シーズンの使い残した「ミニファーストトラック」利用券である。
プリンスホテル南館宿泊の、「SEIBU PRINCE CLUB」会員限定のサービスである。
通常営業開始の10分前に、第1ゴンドラ、第2ゴンドラに乗車できるのだ。
 
 
 ファーストトラック、ソフトグルーミングした雪面に、深夜の新雪が10~20cm積もっているときが、
一番楽しく滑ることが出来る。但し、スキー板は完全に雪の中に潜るので、かなりの脚力が
必要。スキーは登りはリフト、下りは重力の法則にしたがって滑るので、
力はいらないと言う方もいるが、ここはそうはいかない。
 
 
 今から1ヶ月半も前に、「プラチナ10」の予約をした。
 
 
「プラチナ10」の特典。
スキーお預かりサービス、シーズン中、無料で預かってくれる。今までは、列車とバスに持参するか、
宅配便(往復一回、約5,000円)を利用していたが、手ぶらで行けるので、これは有り難い。
焼額山スキー場限定のシーズンリフト券を、超早割期間価格で購入できる。
レストランの朝食、夕食メニューを10%引き。 
 
焼額山スキー場の一部オープンは、12月2日、ホテルのオープンは、12月16日。
今シーズンの初滑りは、焼額山スキー場で、12月17日の週に、2泊3日で実施する予定。
明科→長野は、普通電車(片道820円)、長野駅東口→志賀高原プリンスホテル南館は、
急行バス(片道2000円)で行く。
 
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