毎年養護学級に半木工品を送り続ける人 
 
掲載日2022年5月6日              斉藤 清 
 
2022年3月23日発行の、「市民タイムス」の一面記事の左上に、友人の小林勝美さんの記事が
載っていた。一ヶ月以上も古い新聞記事であるが、昨日アップしたHPを書いてくださった小林さんの
人となりがよく分かると思ったので、彼のご了解を頂き、斉藤が簡単にその内容を紹介する。 
 
彼は木工細工や金工細工が得意で、現役時代は金属の加工などを得意の腕で作業していた。
60歳で現役引退後、自宅の隣に工房兼展示場を造り、ここで木工製品や金工製品の飾り物など
を自作し販売もしている。彼は現在72歳、奥様と二人で安曇野の田舎暮らしを満喫している。 
 
工房の名前は、「moku-tetsu(もくてつ)工房風ノ森」、 場所は安曇野市穂高有明宮城で、
ホームページで彼のホルダーを検索すると、地図や電話番号が出てくる。
 
 彼は毎年、ご本人の出身地である神奈川県平塚市の小学校の養護学級に半製品の木工作品を
贈っている。今年はリンゴの形をした時計を40個用意し、その養護学級に郵送した。このことは
もう10年も続いているらしい。干支の動物の置物やペン立てなどをデザインし、いずれも子供たち
が自分で仕上げる楽しみを残して制作している。子供たちが「今年はまだ届かない?」と
楽しみに待ってくれているので、止められないのだそうだ。
 
小林勝美・由利子ご夫妻は、10年位前、民放(テレビ朝日)の土曜日午後6時からの「人生の楽園」
にメインキャストとして出られたこともある、安曇野の有名人になったらしい。 
 
 
市民タイムス(2022年3月23日号)より引用。 
 
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