「信濃クッキングスクール」に
夫婦で入学
 
 
<2021年2月1日> 
 
掲載日2021年3月11日               斉藤 清 
 
 2月1日、新聞やインターネットで調べた結果、大勢の生徒に教えるのでは無く、マンツーマンで一人の
先生が、一人または夫婦、または友人と2人だけに家庭料理を教えてくれる所として、松本市の松本城近く
にある「信濃クッキングスクール」が良いと思ったので、ここに飛び込んで話を聞きに行った。
 HPへの掲載が遅れたがご容赦願います。
 
 
 クッキングスクールのパンフレット(1)
 
クッキングスクールのパンフレット2
 
 
道順は松本城の入り口と松本市美術館の間を目印にして行くが、城下町で一方通行の道路が多いので、
初めは迷いながらようやく見つけることができた。 
 
   
信濃クッキングスクールの入り口、
左は駐車場。 
信濃クッキングスクールは、松本城正門通りの一本南側にある。
この写真の右端に建物はあるが、カメラアングルが悪く良く見えない。 
 
  初めの計画では、妻に美味しい家庭料理を覚えてもらい、僕は車の助手席で妻の運転を補佐するだけの
つもりだったが、スクールに僕が先頭で入り、先生(一名しかいない)との初対面で、「僕はまもなく85歳に
なるが、あと何年生きられるか分からないので、元気なうちに妻の美味しい家庭料理を食べたいので、妻を
連れて来た。よろしくお願いします。」と言ってしまった。すかさず、先生から一喝??、先生曰く、「貴方が
美味しい家庭料理を食べたいのなら、貴方が生徒になりここで覚えるのが一番だ。奥さんは補佐役でいいの
ではないか」だった。「さらに今頃、昭和の時代のような話は止めて、貴方が率先して美味しい料理を作り、奥
さんに食べてもらうのが一番良いことです。」で、話し上手の先生の言葉にまんまと乗せられてしまい、僕が
生徒の主役になり、妻は補佐役として、先生の話したことの記録係として「信濃クッキングスクール」に入校
する羽目になってしまった。妻は、脊柱管狭窄症のため、調理台の前に立って仕事をすると、非常に疲れるし
患部にも負担になるので、僕が出来る範囲で料理の手伝いをしていかなければならないが、その勉強にな
ると考えると、これで良かったのかもしれない。 
 
 1回二人で8,000円の料金なので、高いと言えば高いかもしれないが、この中にはその日に作る料理の材
料を先生がすべて調達してくれ、一回で4人分作るのだが、教室での味見に夫婦で2人分、自宅に持ち帰っ
てまた味見する分が2人分入っている。国から支給された一人100,000円はまだ使っていなかったので、
すべて料理教室の月謝に充てることにした。スクールで実習するのはもっぱら僕の役目、妻は見て記録を
取るだけ。約2時間調理台の前で、エプロンを付けて立ち続けるのは、かなりの重労働である。実習の最後
は、使った食器や料理道具を綺麗に洗うことと所定の場所に収めるところまでと、自宅に持ち帰る食べ残り
をタッパウェアに全部入れて持ち帰るのである。

 このHPでは、すでに「かき玉汁」の失敗談を含めて、3回掲載済みであるが、ここではクッキングスクール
入学の顛末を報告した。次回から第1回目(2/6)からの料理内容を順次報告をしようと思う。 

 自宅に帰ったら、すぐにその日に習った料理のオサライをすることになっていて、先生の指導で作って自宅
に持ち帰った料理と味比べをする。初日はカタクチイワシの煮干しを使っただし汁の作り方、2回目はコンブ
と鰹節を使った一番だし(すまし汁に使用)のだし作りだった。後者は先生が「命の水」と言われるもので、
生まれて初めて飲んだすまし汁の旨さは格別だった。3回目は電気釜を使ったおいしいご飯の炊き方。4回目
は、「大根のピリ辛あえ」と「大根とツナのサラダ」、5回目は玉ねぎの甘酢あえ」だった。今週の12日は、「玉
ねぎソース」作りらしい。玉ねぎやダイコンの千切りや「みじん切りは、鋭利な包丁を使う作業なので、思って
いたより僕には難しい作業だった。玉ねぎは食材の中でも一番使うので、徹底的に慣れていただくと言われ
た。次回の料理も玉ねぎのみじん切り作業があるので、ちょっと心配である。 

 今後、いろいろの家庭料理を覚えたら、HPで紹介しようと思う。

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