標高2000mの美ヶ原高原散策
 
 <2020年8月26日>
 
掲載日2020年9月6日             斉藤 清 
 
 8月26日、午後の最高気温が35℃を超える猛暑日になるかもしれない、との気象情報が出たので、
 松本市国道19号線→国道254号→松本トンネル→松本浅間カントリークラブ→美鈴湖→(林道美ヶ
原線「美ヶ原スカイライン」)→武石峠→思い出の丘→美ヶ原自然保護センター(標高1900m)→
(徒歩)→美ヶ原高原王ヶ頭(標高2034m)のテレビ塔が林立するところまで登ってきた。気温は21℃
まで下がり、半袖シャツと短パンでは寒いほどだった。
 
 
美鈴湖周辺案内図(美ヶ原高原は、本図の左側にある。)
美鈴湖から美ヶ原高原終点まで、ドライブで約1時間。 
 
   
 美鈴湖駐車場。 美鈴湖で魚釣りをする人。 
   
美鈴湖で釣りをする釣りマニア。女性もいた。 
 
 
 現在地は車の終点の駐車場(標高約1900m)。ここから先は車は通行できない。
頂上の王ヶ頭ホテルや牧場の関係者は、閉鎖棒のカギを持っているので、頂上まで行けるらしい。
 
 
  車の終点の「美ヶ原自然保護センター」から見た美ヶ原テレビアンテナ群。標高2000m以上に
建っている。6社のテレビアンテナや、他の電波塔が林立している。僕らはこの電波塔の電波で
テレビを見ていることになる。この電波塔は、天気の良い日には、自宅のある安曇野からも
良く見えるのである。自宅から35km直線距離で離れているが・・・。
自宅の居間の窓から、カメラの倍率を50倍にすると、綺麗にアンテナが見える。
 
 
 天狗の露地。ここから歩いて登る。
僕は一人で、美ヶ原自然保護センターから目的地の王ヶ頭(標高2130m)まで標高差約130m、
長さ800mを歩いて登った。大きな石ばかりの狭い歩きにくい道だった。途中登り客一組に
追い越されたが、下り客はだれもいなかった。妻は駐車場で1時間半待っていてくれた。
一般的な登山路は茅野市から車でビーナスラインで登ってきて、山本小屋の駐車場から「美しの塔」
→「塩くれ場」→「王ヶ頭ホテル」→「王ヶ頭」であるが、そのコースは数回通っているので、
今回は自宅から直線距離の一番近い「林道・美ヶ原線」で行ったのである。
 
    NHKのテレビ電波塔。
 
 
美ヶ原高原に咲く高山植物。今年は少雨、高温、天候不順のため、殆どの花は咲き終わっていた。
 
 
美ヶ原高原(標高2000m)の放牧地。 
 
 
 その放牧地のほぼ中心に、「美しの塔」が建っている。中に鐘がぶら下がっている。
前回ここに来たときはこの鐘を鳴らして楽しんだ。
 
   
 天狗の露地から「美ヶ原自然保護センター」
への帰路。しばらくぶりに散歩した。
 「美ヶ原自然保護センター」の内部。  
 
   
   
ヤナギラン(露地ではもう終わっていた。
(これは自然保護センターの展示写真から) 
マツムシソウ(露地ではもう終わっていた。
(これは自然保護センターの展示写真から) 
   
   
アキノキリンソウ(露地ではもう終わっていた。
(これは自然保護センターの展示写真から)  


「美ヶ原自然保護センター」からの帰り道。
「思い出の丘」に立ち寄る途中の山岳道路。
この辺の道路は立派に整備されている。
下界からここまでは幅が狭く、対向車とやっと
すれ違えるか、所々に退避スペースがあるだけ。 
    思い出の丘頂上(標高1935m)、涼しさを通り
越して寒いくらいだった。

 安曇野に住んでいると、車で1時間くらいのドラ
イブで、色々の避暑地に行けるのがいい。
   
   
   
「思い出の丘」に到着、高山植物の乱獲防止のため、電気柵で保護されていた。

下界(国道19号線)に降りたら、気温が33℃だった。ひと時の避暑にはなったようだ。 
 
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