友人の家族が「休暇村・リトリート安曇野」
       一泊旅行を愉しまれた         
 
<2020年6月24~25日> 
 
                   掲載日2020年6月30日              斉藤 清 
 
 6月17~18日、僕たち夫婦で、安曇野市穂高有明の拙宅の近くにオープンした「休暇村・リトリート安曇野」に
一泊し、「コロナ疲れ」を癒してきたが、このことは、先日このHPで紹介したが、その時は気の合う仲間6名で出
掛ける予定だったが、旅行間近になって、多くの仲間が突然の怪我や体調不良で急遽、旅行会を大幅に延期
することになった。これは全員84~85歳の仲間であるからやむを得ないことではあった。今考えれば、仲間は
全員、東京、埼玉、千葉、神奈川県在住の方だから、長時間列車に乗って、しかも何回も乗り換えのある旅行は
若干無理な計画だったようだ。

 それで我々夫婦だけで、料理の味見を兼ねて一泊したのだったが、仲間の一人が、「コロナ疲れで早く安曇野
に行って英気を養ってきたいが、コロナウィルスの第2波、第3波が来れば、この計画がご破算になるかも知れ
ないので、今のうちにどうしても安曇野に行ってみたいと言われ、本人が妹さん家族を説得して3名で、気の合う
仲間の旅行会とは別に、6月24~25日に僕たち夫婦が泊まった宿に宿泊・観光したいとのこと。
 幸い、宿の部屋が一部屋キャンセルが出たので、この話はとんとん拍子に実現することになった。 
 
 6月24日、予定通り、「休暇村・リトリート安曇野」に到着され、入室、露天風呂もある懸け流し温泉に入った後、
友人から自宅に電話があり、ディナーをご一緒することになった。拙宅から歩いて10分位の所に宿があるから、
4時半ころに宿に着き、皆さんとお会いできた。妹さんのご主人は来年卒寿を迎えられる方でしたが、一番元気
のよい恰幅もよい方で、とても話し好きの方で、お会いした瞬間に緊張が解けた。そして午後5時半から、美味し
い懐石料理と美味しいお酒を頂きながら、普通は2時間と言われているディナーを3時間に延長していただき、
楽しく面白い会話が続いた。
 特に、ご姉妹家族の仲の良いことにも触れることができたが、「休暇村のホテルの会員になっているので、「休暇
村・富士」に近日また行って見たい」とか、ご家族全員に「パパ」と言われて慕われているいる妹さんのご主人の多
趣味には、僕もびっくりの連続だった。カラオケも大好きらしい。 
 
 食事中に突然、また歌ができたと言って、何度もすばらしいご趣味の短歌を紹介してくれるのだった。
 その一例を紹介しよう。この文は、ご主人から届いたメールから引用した。
 
 雑詠三首をフエイスブックにも披露しました。

  ★「卓上に絵柄鮮やか会席料理 富士と比ぶる是非もあるまじ」
(同じ休暇村の富士より料理が凄い)

  ★「朝六時露天風呂にて思ふなり 過ぎし越し方閲し月日を」

      (来年は卒寿もう齢に不足はない。訪れた温泉の思い出から、今まで生涯色々有ったなあ)

  ★「安曇野に立ちて先人思ふべし 牧水、啄木、果ては善麿」
(この地は武者小路実篤、若山牧水、石川啄木、美濃の国の大名の血をひく土岐善麿ら
文人に愛されたと聞きます)
 

  写真を写すのを忘れてしまい、この頁に掲載できなかったことは残念。
 翌日は10時チェックアウトなので、ホテルのフロントに荷物を預け、ホテルから近い地元農協が運営する農産物
直売所に立ち寄り、地元で採れる新鮮な野菜を、ご姉妹で長時間かけて物色し、購入品を箱に詰め、各自宅配便で
ご自宅に送られていた。

 ちょうど昼食時間になったので、農産物直売所の隣に建っている「安曇野しゃくなげの湯」(懸け流し温泉のスー
パー銭湯)の中の食堂で、ありきたりのメニューから簡単な食事を摂った。ホテルの食事は豪華版?だったので、
昼食はこれで十分か?ただ安曇野名物の打ち立ての蕎麦が、メニューに無かったのは皆さん残念がっていた。

 午後は穂高発16時の特急あずさ新宿行きで帰られるので、僕の友人だけが拙宅に立ち寄って、妻と会って思い
出話に付き合って頂いた。
 また、拙宅の小さな家庭菜園も見てもらった。黒大豆の枝豆が収穫出来たら送ると約束。
 完全無農薬栽培、化学肥料を一切使わず、天然有機肥料だけ使用。帰りの時間に間に合うよう友人を車で
ホテルまで送って行った。

 なお皆様が帰られた次の日から、毎日雨降り、今も雨が降っている。本格的な梅雨入りらしい。

 なお友人に電話をしたら、素晴らしい思い出に残る旅行だったが、帰宅して4日が過ぎても疲れが取れず、
家でブラブラしているとのこと。僕も84歳になりなぜかいつもより疲れたが、趣味のサイクリングも毎日雨でダメ。

 来年卒寿を迎える妹さんのご主人も、さぞお疲れになったと思いますが、十分に静養を取ってください。
 せっかく安曇野旅行で静養するつもりだったと思いますが、かえってお疲れになってのご帰宅になったかもしれず、
心配しております。
 
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