休暇村「リトリート安曇野ホテル」に一泊 
 
<2020年6月17~18日> 
 
掲載日2020年6月24日             斉藤 清  
 
 コロナウィルス対応で、外出をほとんど控えていて、食事の材料は、最寄りのスーパー(自宅から
数km離れている)にもほとんど行かず、生協(COOP)が毎週拙宅前にトラックで運んでくる食べ物と、
最近は別のスーパーが、拙宅まで軽トラで、刺身や生ものなどや生活必需品を運んでくれるようにな
ったので、これも利用している。それで外出する機会がほとんど無くなってしまった。
 また妻は、慢性の脊柱管狭窄症治療のため毎週1回通っていた整体院にも、4月から一度も行け
なくなった。整体院はやっているらしいが、施術が「密」になるのを心配しているためである。
 僕も毎週2回行っていた筋力トレーニングジムも同じ理由でサボッテいる。

 このままの生活を続けていると、「鬱(うつ)」になったり筋力の低下がますますひどくなりそうなので、
自宅の近くに今年4月に開業した「休暇村・リトリート・安曇野ホテル」に、妻と気分転換を兼ねて
一泊することにした。このホテルは、もともと愛知県豊田市の「市民の家」であったが、それを全国展
開している「休暇村」が買収し、昨年から大改築中だったが、今年4月22日から正式開業したホテル
である。

 本当は、僕の関東圏に住む気の合う仲間と、最近毎年のように休暇村一泊旅行をして旧交を温め
ていたが、今年は新しくなった「休暇村・リトリート・安曇野ホテル」に一泊することにしていたが、間際
になってから、全員84~85歳という超高齢のため、本人や連れ合いの体調不良で、多くの常連さん
が参加できなくなり、宿泊キャンセルする事態になったが、「予約した2部屋のうち、一部屋をキャンセ
ルせずに私たちだけで泊まって部屋の感じや料理の味見をしよう」と妻が言ってくれた。それで、急遽
このホテルに一泊が決まったのである。   
 
 
 
場所は大糸線の穂高駅前から西の北アルプスから延びる段丘の上にある
「穂高温泉郷」の中。
拙宅から歩いて10~15分のところである。4月22日オープンしたが、一日でコロナ対策のた
め休館になり、5月15日から自粛しながらの再開になり、長野県は新型コロナウィルス感染者0名
で、規制が解除されたので、現在は全室通常営業中になった。

 「リトリート」という意味は、「非日常の中で心身のリセットをして、新しい活力を得る」と言う
ことで、コロナ疲れの我々には、もっとも良い宿泊旅行になると思った。

 
僕たち夫婦は、6月17日(泊)、18日チェックアウトで、
1室(和洋室で定員2~5名、板の間の
2名はセミダブルベッド2台、あとは畳のスペースにソファーベットを最大3台入れることができる)を
予約した。 部屋は24畳間くらいの大きさで、6名が十分宿泊・談笑できる。
北アルプスの麓に建つ人気のホテルらしい。

また穂高駅から「休暇村・安曇野」までの無料マイクロバスの予約もできる。

距離は約5km、

北アルプスの入口にある休暇村は、拙宅から歩いて10分(ゆっくりで15分)位の近距離にあり、

途中にはしゃくなげの湯(大型の温泉施設で、露天風呂もあるし、大きな休憩室やレストランや

売店もある。)がある。

 ホテルのチェックイン: 15:00~

各自、マスクの着用がマイクロバス、ホテル内で義務つけられているので、2枚は持参必要。

 ホテルの夕食:17:30~ その前にホテルの温泉(北アルプスの有明の湯を源泉とし、そこから数k

mパイプで穂高有明温泉村に引湯している本当のかけ流し温泉、大浴場・露天風呂など)に入る。

 
 駐車場、殆どが自粛を知事から求められていた県外車だった。まだ県外との移動自粛が
6月19日まで自粛されていたのに、殆どの車は県外車だった。自粛違反が多すぎる。 
 
 
玄関
 
 
玄関前から見た前庭、ここで暖炉を炊き、コーヒーを飲みながら談話ができる。
今は初夏だから暖炉は不要。 
 
   
穂高駅前からホテルまで無料で送る送迎バス。
但しチェックイン時とチェックアウト時の2本のみ。 
フロント。
 
   
大きなロビーにある暖炉が、気分を出している。 
 
   
フロント、ロビーは2階になっている。
玄関も2階にあるので、動線は工夫されている。
2階にメインの客室、レストラン、温泉がある。
客室は1~3階にあるが、僕たちは2階に泊まる。 
 2階の広いロビーでは、お替り自由の無料コー
ヒーを飲みながら、赤松林を見て寛げる。

 
 
 居室は定員3名、2名は板の間のセミダブルベッドで寝る。もう一人はソファーベットが用意される。
部屋は24畳間くらいで、他室の仲間とゆったりくつろげる。
 
   
源泉かけ流しの「空見の湯」  屋内風呂と露天風呂がある。 
 
夕食、朝食とも懐石料理だった。コロナの時期であるが、バイキング形式で無いので、良かった。 
 
 
夕食のメニュー、我々年配者にはちょうど良いボリュームで、板長自慢の料理が一品づづ出てくる。 
 
   
   
   
   
   
   
   
メインディッシュの熊本牛のステーキは、特に柔らかくて美味だった。 
 
 朝食メニュー
 
 
  
 期待以上に満足できた温泉旅館一泊だった。妻は「秋にまた来たいね」と言っていた。
定員の3人入室の場合、税込みで14,300円/人、2人入室の場合、16,500円/人。
 
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