2019年電気33会(二水会)忘年会報告
 
<2019年12月5日> 
 
 掲載日2019年12月8日           斉藤 清
 
 今年も12月5日、昨年と同じく東京銀座の並木通りにある「三笠会館」で忘年会が開催された。
 皆さん83~86歳の超高齢者であるため、年々参加者が減ってきたが、今年も12名参加で
開催された。昨年、一昨年は15名参加だったが、今年は3名減ってしまった。これも我々の年齢
が男子の平均寿命を超える超高齢者であるからやむを得ないことであるが、やはり寂しいね。

 多くの方は東京か埼玉県、千葉市、川崎市など会場に近い方であるが、僕は長野県安曇野市の
北アルプスの麓に住んでいるので、自宅出発6:30車で、大糸線の穂高発7:02→松本着7:30、
松本高速バスターミナル発7:50→バスタ新宿着11:05だが、中央道の八王子~新宿間が渋滞
でバスタ新宿着が11:20、中央快速→山手線を乗り継いで、会場に12:00ギリギリに着いた。

 斉藤は約5時間半で会場に行けるが、奥田君、鈴木(喬)君は、新幹線を使うので、僕より早く会
場に着くはずなので、時々は出席していただけないかな。長崎市在住の方は無理かもしれないが。
 
  会の冒頭、二水会の田中幹事から、金谷君が6月に永眠されたとの報告があり、全員で黙祷、
田中幹事の挨拶の後、田中君の乾杯の音頭で会は開始された。増山君が電車の大幅遅延で、
1時間近く遅れて参加し、参加者全員が揃ったところで、再度乾杯。
 
 
全員写真。忘年会終了後に廊下に椅子を置いてもらい撮影。
出席者2名から写真が届いたが、最近の超小型カメラで写すと、レンズが小さすぎるのか、
解像度は十分あるのだが、球面収差で若干湾曲するものが多く、今回は収差の
ほとんどない写真を掲載することにした。(枝広君撮影) 
 
 
宴たけなわの写真、合図もせずに撮影したので、皆さん顔を向けてくれた方と
マイペースで呑み、食事中の方がおられた。一番手前のお二人は幹事さん。僕は右列3番目。 
 
(1)今年6月に他界された金谷君の思い出から話が始まった。彼は横浜ゴムに入社されたが、
その後自分で事業を起こした?と伺っていたが、数年前にこの会にひょっこりと出席されたことが
ある。その後音信不通で懸念していた。
 電気科Aコース(強電)30名、Bコース(通信など)30名、合計60名卒業したが、
 内 物故者(確認済)             =17名 
 内 電話、メール、FAXなどで生存確認できる方=43名
 
(2)今年の旅行会は青森方面だったが、その頃、「二水会」のメールで健康問題が飛び交ったが、
それが辻井君かな?のメールで俳句の話に替わり、そのメールが飛び交うことになったのが面白
かった。俳句はたった17文字で表現するのだが、季語を必ず入れないと俳句と言われないので、
実質12文字で思いを表現する必要があるのは疑問との意見が出たが、そんな理屈を付けて議論
する問題ではないと、俳句の大家・田巻君に一蹴された。旅行記のHPの添付写真に、彼が一筆書
いてくれる俳句は素晴らしいのである。 
 
(3)今回の19号台風では、長野市の北陸新幹線の列車車庫が、近くの千曲川の堤防決壊で、地
上0.6mまで浸水してしまい、そのため車体下部にある電動機や各種制御機器などが完全に水没
してしまい、11編成の車両をすべて廃棄処分することが決定された。この損害額だけで100億円
以上の損失がJR東日本と一部JR西日本で発生した。電動機は車軸に直結されているからやむを
得ないが、なぜ重要な制御機器をすべて車両の床下に配置するのか疑問である、などの意見が
出た。
北陸新幹線は線路の勾配が大きいので、東北(北海道)新幹線などのJR東日本の所有する電
車では電動機のパワーが不足するので、兼用できない。
 昭和34年の伊勢湾台風による津波で、多くの死者ばかりでなく電機機械も海水を被ったが、
当時は使えそうな機器は掃除や修理して再使用したが、今は信頼性が問題だと言っていとも簡単
に廃棄処分するのは情けないと沖村君が嘆いていた。

 なお新幹線の主電動機は、0系の時は整流子を有する直流電動機だったが、インバーター機器
の開発が進み、誘導電動機駆動になり、最新の700系は永久磁石を回転子にした同期電動機が
主流になっていて、同じ出力換算の電動機の重さも当初の1/3位に低減されたとの話も出た。
 今後主流になる電気自働車の原動機は、同期電動機になっている。 
 
(4)増山君がこの会に遅れたのは、乗っていた電車の信号系のトラブルらしいが、情報化社会が
進行していくと、意外な盲点は停電事故である。またダムの水が満水になっている時、大雨が降る
と、強制的にダムの水門を開けでダムの水位を下げることが今回も行われ、下流で水害が出た所
があったが、ダムの予測管理の必要性が今回の水害の教訓だ。 
 
(5)補聴器を使っている方が、参加者に若干名おられたが、補聴器で良く聞き取れないという悩み
が出た。数万円の格安補聴器から一組100万円以上のものまであるらしいが、補聴器を使ってい
る方全員が、その性能に満足していないと言う。高価な補聴器が必ずしも自分に合うとは限らず、
困ったものだという話だった。僕は幸い今も聴力は正常で良かった。 
 
(6)メールで例えば今回の忘年会の案内を出したところ、全員に返信で返信されてくる例が多かっ
た。このような場合は、幹事さんが知るだけで良いので、今後は送信者のみに返信し、できるだけ
全員に返信はしないようにすることにした。 
 
(7)来年の忘年会も、幹事は鈴木(不)君と池田君にお願いすることにした。会場は今回と同じ場所、
日時は別途その時期になったら幹事から連絡する。 
 
(8)春と秋に行われているゴルフコンペもだんだん参加者が減少し、今年の秋の会はたった3名に
なってしまった。今後どうするかはゴルフ仲間で相談する。 
 以上
 
  文責:斉藤清(斉藤の戸籍上の苗字は齊藤であるが、ペンネームとして斉藤を常用している。)
 追加事項があれば,斉藤宛メールください。追記します。なお、斉藤は12/5、ひたちなか市の
息子家族の家で一泊し、翌日は日立市にある先祖代々の墓の修理打ち合わせに行ってきたので、
掲載が遅れました。それと当日何が話し合われたのか、はっきり覚えられなくなったので、
この原稿を書くに当たって、田中君に助けてもらいました。
 
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