我入道海岸の白ギス五目
(2007年5月4日)
 風香る5月、絶好のボート釣り日和に恵まれたGW後半の4日。訪れたのは沼津の我入道海岸である。以前から気になっていた場所だったが、自宅のある神奈川県藤沢からはやや遠いため腰が重くなっていたのは確かだ。
 時間的に余裕のある5月4日は早朝からほぼ快晴。しかも無風に近いベタ凪ぎ。これ以上ないというほどの最高の自然条件となった。川口ボート店(?090-1564-6984)では、早朝5時から午前11時までしか釣りができない。理由は当地特有の風が昼頃から吹くためだ。地形的な問題で南〜南西風が強く吹き、危険な海況に急変するらしい。
 そのためもあって「夏場は夜明けからボートは出せるから裏の無料駐車場に前の晩から来る人も多いよ」と店主は言う。実際、筆者も深夜12時過ぎに到着して早朝まで駐車場で仮眠をして夜明けを待った。眼が覚めたのは午前4時30分。周囲は明るくなっていたが車内でウトウトとまどろみながら30分ほど過ごして午前5時に起床。周囲にはボート釣り客らしきクルマが数台駐車されていて、準備に余念が無い様子。
車内で仮眠をとった筆者は、はやる心を押さえながらも準備にかかる。
本日のコンディションは最高だ。快晴で波は静か、あまりの美しい景観にしばし見とれる。
 筆者も「マズイ、出遅れてる」と慌てて準備に取り掛かり、ボート店に出向いた時には不覚にも時計の針は午前5時20分近くになっていた。ベタ凪ぎの海上にはすでに2艇のボートが浮かんでいるではないか。一番乗りで海に出る予定だったが、先を越された。
 とにかく、正味5時間半程度の釣りだけに勝負を決めるのは早朝の2時間と考えていたからだ。ボート店主の話しによれば、まだ群れは日によってムラがあるから小さいのが多かったら少し深い所に移動するといいとのこと。
 筆者はひとりだけだったので料金は2000円(2人乗りは3000円)と格安だ。
 漕ぎ出すとものの5分で水深10m前後の最初のポイントに到着。といっても周囲のボートが竿を出している場所が目印だ。初めての場所ではポイントが掴めない。周囲のボートの位置と水深を考えて、目見当でアンカーを入れてみる。嬉しいのはアンカーロープがかなり長いという点。もちろん水深が深いということではなく、風が強くなってもロープを長く伸ばすことで対応しやすくなるからだ。
 シロギス狙いのポイントなら20mもあれば充分事足りるだろうが、午後からはアジ狙いも計画していたので長いロープにひと安心。
 タックルを準備してさっそく実釣スタート。使い慣れた2.1mと1.8mの振出式パックロッドに小型スピニングリールの組み合せ。仕掛けは市販のシロギス仕掛けでオモリは15号(蛍光緑)を選択。軽く15mほど投げて誘いをかける。すると待ってましたとばかりに竿先がプルプルと震える。シロギス特有の小気味良い引きを味わいながら抜き上げる。体長約16cm程度と少しこぶりだが、パールピンクの姿は美しい。
 30分もしないうちにアンカーを引き上げて流し釣りに変更。無風ベタ凪ぎだから周囲のボートに注意をすれば特に問題は無い。釣果を早く出すには流し釣りが有利であることは間違い無い。
 すると2本の竿が交互プルプルと頻繁にシロギスがヒットする。ボートがわずかに流れることで効果的な誘いとなって釣果アップにつながるという寸法だ。ボート釣りでは流し釣りの方が実は「無精者」釣法と言われる所以だ。
仕掛けを投げた竿をボート縁に置竿にするだけでいいから楽チンである。
 海底はほぼ砂地帯で根は皆無。起伏のあるポイントはあるが、根がかりする場所はなかった。時折メゴチが顔を出すが、これはシロギス釣りの税金みたいなもので、型の良いものは大切にキープ。美味しい天ぷらネタとなるからだ。
  釣り開始から約3時間が過ぎ空は快晴、海は相変わらず凪ぎでアタリも多かったが、午前9時になると潮が止まったようで、喰いが悪くなり始めた。
 持参した冷凍アミコマセも充分解凍できたのを確認してアジ狙いに転向。
 ポイントは事前に専門誌でチェックしておいたものの広い海ではなかなか特定できない。そんな時はコマセ釣りをしているボートを探せばいいだけ。
白ギスのアタリはキュンキュンと鋭敏だ。釣れ出すと連なって上がって来る場合もある。
 当日は運良くマイボートが1隻、手漕ぎボートも1隻出ていたので、ポイントを絞りやすかった。目印としては牛伏山の左端、砂浜海岸が切れるギリギリの真沖と書けば分りやすいだろう。
 もろちん、海側から陸地を見た場合のアバウトな山立てではあるが。水深はPEライン計測で27m。アンカーロープは充分足りていた。
 サビキ仕掛け用に準備したロッドは2.4mの振出式パックロッドともう1本は船釣り用20号負荷の中通し竿。中通し竿はピンクスキンサビキをセットし、パックロッドにはサバ皮サビキを付けた。潮は適度に流れていて最初の投入で釣れてきたのは15cmほどのスズメダイ。この魚が釣れれば海底が岩礁帯であることを証明してくれるからポイントとしては間違っていないと判断。
 タナは海底から約3〜4mでコマセを2回振って待つスタイル。午前10時を過ぎると周囲のボートが諦めて帰っていったようだ。6人ほど乗ったプレジャーボートが岸寄りに1艇いただけ。
 暫くすると不穏な北西風が吹き始めた。とほぼ同時に中通し竿が大きく曲がった。すかさずリールを巻くと紛れも無い魚の反応。ゆっくりと慎重に巻き上げてくると22cmサイズのアジが仕掛けの上のハリに掛かっていた。コマセを切らせまいとカゴにアミコマセを詰めてすぐに投入。底から2mと3mでコマセを振り出してさらに50cm上げて待つとものの数秒で穂先が海中に突っ込んだ。こんどは欲を出して追い喰いを期待してゆっくりと巻いたが、27cm(後検量)の良型に嬉しくなりながらもとても慌ただしくなった。
 というのはもう1本のサバ皮サビキの仕掛けにもヒットして2本竿で入れ喰いの状態となったからだ。無理に追い喰いを期待するより1匹ずつのアジを交互に釣れば悪くない。ただ午前11時着岸の時間が迫りつつあり、北西風もわずかに強くなり始めていたから余計に忙しい気持ちになっていた。アジを1匹ボート内に取り込むともう1本の竿先がひん曲がる。放置すればサビキ仕掛けだけに口はずれのケースも多い。
 コマセカゴに半分前後コマセが残っていれば速効で仕掛けを再投入。コマセの切れ目が群れの切れ目だからだ。次第にコマセの残量がわずかとなり着岸時間までに海岸に漕ぎ帰ることを考慮して、「あと1回だけ」の甘い言葉を振り切って納竿とした。時計の針は午前10時46分。まさに後ろ髪を引かれる思いでアジの群れに別れを告げた。
 最後に着岸時の注意点をひとつ。ボートを頭(舳先)からではなく(トモ側)から着岸させること。そうでないと崩れ波で転覆することが多いという。
 当日、約5時間半の全釣果はシロギス13匹、メゴチ5匹、アジ10匹、スズメダイ1匹と初めての場所では上出来。
 特に残り時間30分で10匹の良型アジの入れ喰いを堪能できた点は注目に値するといっていい。今後もシロギスとアジの両狙いができる我入道海岸のボト釣りは年に1度は訪れたい。海況が年間で最も安定して静かになる5月〜6月は一番の狙い目であろう。
 自宅に帰ってシロギスとメゴチは天ぷらで、アジは刺身とタタキにして食したが酒量がすすんでしまったことは想像に難くない。刺身は翌日の方がなぜか身が締って旨かった。
筆者の全釣果

白ギス、メゴチ、アジ、スズメダイなど。小物中心だが面白いボート五目だった。

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ヒット三浦海岸のボート釣り
2007年5月8日
新緑が目に眩しい5月。1年間の中でも最も海が穏やかな季節の到来である。
とくれば爽快なボート釣りに行くしかない。水温もやっと18度前後まで上昇しシロギス狙いに最適な環境になっている。そこで今回は釣友の北崎氏と4月下旬にリニューアルオープンして初めての「ヒット三浦海岸」に足を運んだ。
 ヒット三浦海岸は野比海岸と金田湾のほぼ中間に位置する京浜急行の津久井浜駅の近くにある。以前は上宮田漁港内からボートを揚げ下ろしていたが、リニューアルオープンしてからは場所が少し移動し、漁港の右隣の遠浅海岸から出すことになった。場所は国道134号線沿い。目印はミニストップ。その対面側と覚えれば間違えないはず。待合所は夏までに完成させる予定だという。
 クルマを駐車場(1台目まで無料)に止めて早速支度をしてボートを漕ぎ出す。時計の針はすでに午前9時近くになっていた。初めての場所なので店主の吉田利之さんにポイントを聞いてから漕ぎ出したのだが広い海に出ると案外難しい。ただ目印になる建物を重ね合わせる方法で一応支持された好ポイントにアンカリング。天候は若干北寄りの微風が吹いていたが、午前10時過ぎにはベタ凪ぎ。潮も速くないので途中からアンカーを上げての流し釣りを敢行。これが功を奏して釣り開始当初からアタリは多く、楽しいボート釣りになった。
 だが、ボートが岸寄りに近付くとメゴチが多くなり、シロギスの群れが少なくなった。もちろん、メゴチも天ぷらネタとしては最高なので決して不満はないのだが、さすがにメゴチの10連発が続くと、シロギスは何処に? という気分になる。そこで水深の少し深い場所(10〜12m前後)に移動。それでもシロギスの喰いよりもメゴチの群れが濃いようだ。
 外道に混じるイイダコが時折愛嬌を振りまいてシロギス仕掛けに掛かってくる。煮付けにして美味なイイダコも捨てられない。当日の付けエサはアオイソメのみ。ハリには短く刺して垂らしは2cm程度にする方が良い。
 シロギスにしろメゴチにしろ口の中にエサを吸い込む形で飲み込むためカレイ釣りのように大きくたっぷり付けると端だけ食いちぎられハリ掛かりは極端に悪くなる。
 しかも、当日はアタリは多いのだが、ハリに掛かる頻度は多くない。ハリ先を出すというアオイソメの刺し方も大切だ。同時に新鮮なエサに交換するマメさも忘れてはならない。いくら魚影が濃いとはいえ、ダラリとして白濁したようなエサではメゴチやイイダコも嫌がるはずだ。
イイダコを釣り上げた北埼氏。外道としてよく上がって来るが、煮付けにすれば大変うまい外道だから歓迎だ。
 昼近くになりアタリも減り始めたので吉田店主の指示通り沖堤防の真沖のコンブ棚より少し沖側にポイントを大きく移動すると、なんと根回りのポイントに変わった。
 突然、強い引き込みで筆者の竿に掛かったのは全長25cm超のササノハベラだ。その直後に巨大カサゴを釣り上げたのは北崎氏。良型カサゴが釣れる場所というのは一般的に場荒れが少ない場所と言われている。根魚は普通大型から喰ってくるからだ。
 だが、シロギス仕掛けでは根掛かりによるハリス切れが頻発し、ポイント移動を余儀なくされた。
 ところが、その決断が好結果を生んだ。筆者のシロギス竿に強烈なアタリが連発。全長22cmの良型シロギスが立て続けにヒット。何回か海面で横走りする場面も体験し驚きと同時に良型シロギスの引き味を堪能できた。
 ただ午後1時を過ぎる頃にはにわかに南寄りの風が吹き始め、不穏な空気が立ち始めた。アタリはあるが、喰いが浅く、エサだけが取られる場面が多くなり、エサの残りも少なくなり、午後2時前に納竿に踏み切った。
ポイントによっては白ギスの群れている場所があるはずだから、まめに移動する方が釣果に影響するのだ。
 店主の話しでは「この海域では南風と西風は危険です。もちろん南西風もダメです。風が強くなり始めたらとりあえず岸寄りに戻って下さい」と言う。
 着岸ではボートを逆向きにしてトモ寄りから岸に付けることが必要。特に波打ち際で高波が出ている日はオールを逆にしてバックで漕いでトモ側から着岸するのがキモ。もし、風が強くて漕ぐのが危険、難しいと感じたら遠慮なく携帯電話に連絡を入れた方が良い。つねに救助艇を待機させているので安心できる。
 こうした危険回避の体勢に関しても「安全で楽しいボート釣りを楽しんで欲しい」という吉田店主の心配りからである。
 最後に「これから6月になると大型アオリイカやマゴチが釣れるようになるので7月いっぱいまでは多彩な魚が釣れます」とのこと。また、夏までには休憩ができる待合所の簡易小屋を作る予定。船外機船も数艇用意されているので事前に電話予約をするといいだろう。
 今後は免許不要の2馬力ボートの導入も検討中のようだ。筆者の最終釣果はシロギス13匹、メゴチ22匹、イイダコ4杯、ホウボウ1匹、ベラ2匹と五目釣りを堪能。2日間にわたった天ぷらと煮魚を満喫したことは言うまでもない。
 なお、詳細なポイント図は現在作成中とのこと。多種多彩な魚が釣れる海域だけにポイント詳細図が完成したら再度訪れたいと真剣に考えている。
 今度は2馬力ボートで楽しみたいものである。
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岩井海岸ボート釣五目
2007年5月14日
 5月のゴールデンウィークの喧噪が過ぎた14日。前日から吹き続けた強い南西風も落ち着き、穏やかなボート釣り日和となったのは内房の岩井海岸である。前日から知人宅に泊まり込んで臨んだ初の千葉県ボート釣りデビューは単独釣行ながら予想以上の魚影の濃さに驚き、感動と興奮を何度か味わえた。
 当日足を運んだのは田村茂ボート店(?090-2645-1740)。平日の朝7時頃だというのにすでに目前の海には数隻のボートが浮かんでいる。岩井海岸はボート釣りのメッカとは聞いていたが、5店鋪が軒を並べる貸しボート銀座だけに盛況だ。乗り場前に無料駐車場があるというのも人気の理由なのだろうか。
 早速手漕ぎボートを借り出して乗り込む。直前に簡単な注意事項と主要なポイントを店主から聞かされる。だが、気が咳くあまり頭に入っていない。ただ、「どちらからの風が危険ですか」ということは必ず初めての場所では聞くことにしている。穏やかな5月とはいえ風が最もボート釣りのキーポイントになるのだ。
 「南と西風は危険だけど昨晩で吹き止んだから今日は大丈夫。着岸の午後2時までは」という店主の言葉を信じてまずは真沖に漕ぎ出す。他のボートがすでに釣りを開始している。時計の針は午前7時30分を回っていた。
 天候は薄曇りだが風は北寄りの弱風。波は穏やかでウネリも皆無。ボートの進み具合もスピーディである。風が弱いので右手方向に方角を変えて最初のアンカリング。水深は約8m。ボート釣りに最適な短い(1.8〜2.1m)振出し式のパックロッドを取り出し早速釣り開始。昨晩までの強風による濁りは仕方ないとして潮の速さは適度にあり悪くない。
 それが証拠に第一投からシロギスがヒット。型は小さい。そこでもう少し水深の深い場所に移動して流し釣りにトライし、良型シロギスの好ポイントを探し出す作戦に出た。初めて釣り場でも筆者はいつも流し釣りで好ポイントと海底状況(根の点在程度)をチェックする。ただし風が弱いという条件付きだ。周囲にボートの数が少ないことも大切。
 案の定、シロギスの好ポイントは深い場所(水深12〜14m)に集中していたようで、午前9時頃までは竿先を眺める余裕がないほどの入れ喰い状態が続いた。2本竿がやっと。忙しいことこの上ない。1本の竿を巻き上げている間に横の置竿の穂先がプルプルと小気味良くお辞儀をする。ハリからシロギスを外してエサを付け直している暇も惜しい。
良型の白ギスがダブルでかかる!竿先が満月のようにしなり、思わず、取り込みに夢中になってしまう。他のボートとぶつかる危険もあるので注意が必要だ。
 エサがハリに少しでも残っていればそのままチョイ投げで「放り投げる」だけで良い。
 それでもボートが風と潮に乗ってうまい具合に流れるから誘いは不要だ。活性が高い時間帯では新鮮なエサでなくても喰ってくるものだ。
 だが、夢中になって釣っていると水深がグングン深くなり、同時に他のボートに衝突しそうになる場面もあって、改めて流し釣りの難しさと単独釣行の危険性を認識した。
 シロギスは時折全長24cmを超えるジャンポサイズが掛かる。軟調竿の穂先は満月に近い状態となり、海面直前で横走りするのだから恐れ入る。
 こうした良型が釣れるポイントに差し掛かったらアンカーを即座に投げ入れてその周辺を徹底的に探るという方法も得策だ。当日はメゴチの数は少なかったが、ポイントによってはヒイラギの群れやトラギスの巣窟的なエリアもあり、こまめなポイント移動が好結果を生むこともある。
 まさに当日がそうだ。
山側と海岸側の目標物を目印にして「山立て」をするとほぼ同じコースをボートが流れる。潮流と風向きが変われば無理だが、その場合はアンカーを入れて良型シロギスをピンポイント攻撃すれば良い。
 午前11時を過ぎるとアタリが若干遠くなり、マゴチ狙いの仕掛けを投入すべく3本目の竿を出した。エサは「臭い小メゴチ」。ハリス5号1.5mで海底スレスレを小メゴチが這えば良い。あとはマメな棚取り。もちろん流し釣りでは難易度が高いのでアンカーを入れてジックリと狙いたい。
 マゴチ狙いに気を取られていたら突然シロギス狙いの置竿がボートの中を30cmほど宙を飛んだ。引っ張られたという感じでは無かった。咄嗟に竿尻を掴んでリールを巻くと強烈な引き込みにドラグを緩めるが、安物のスピニングリールでは太刀打ちできない。
 魚の引き込みに合わせて竿先を海中に突っ込みながらかわす。リールが巻ける時には巻き、強い突っ込みがあるたびに「ハリスは1号だ。切れるなよ」と心の中で呟きながらやっとの思いでタモに入れたのは全長24cmのマダイだ。
 午後の上げ潮が効き始めたのかその約1時間後にはついにマゴチ狙いの竿が突然海中に突っ込んだ。この竿のリールも運悪くスピニング。両軸なら対応が素早いのだが仕方ない。グイグイという強烈な引き込みをうまく竿先でかわして浮かせたのはなんと全長29cmのホウボウだ。タモ入れに成功してボート内に入れると特有の「ヴォー、ヴォー」という泣き声にホッと安堵感が漂う。こうなると欲が出るものだが、シロギス用のアオイソメもほぼ底をついたので午後1時43分に納竿とした。着岸時間は午後2時だからポイントから約15分で漕ぎ帰ったことになる。
 当日の釣果はシロギス27匹、メゴチ12匹(除く臭メゴチ)、アナゴ1匹、ヒメジ1匹、トラギス3匹、ヒイラギ4匹、マダイ1匹、ホウボウ1匹という8目釣りとなり、初めてのポイントで大満足の釣りを楽しめた。
良型の白ギスがずらりと並ぶ。ホウボウ、マダイ、アナゴなども混じり、久々に満足できるボート釣りであった。
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