沼津・西浦平沢港
アオリイカが釣れることで人気がある港〜

 一冊の本を形にするまでには、取材・撮影など地道な下調べが必要だ。
 
デザイナー、カメラマン、との打ち合わせから始まって、実際の取材やロケにまで気を配らねばならず、編集者にとってオールマイティ的な要素が要求される。

 海の状態など現地に行ってみなければわからず、その時の天候次第では、全く仕事にならない日もある。
今日はベタなぎだ!釣果が期待できるぞ!いい写真がとれそう。(伊豆江浦湾)
本日曇りなれど、波低し・・・取材には最高の条件だ。

一寸を惜しんでボートを出す。俄然、張り切る梅沢氏の気持ちには、もはや昨日までの徹夜の疲労の色はない。

エンジンよし! よーそろ!勝利の確信に満ちたかけ声とともにスロットルがひかれる。エンジン全開!ドッドッドッ!・・・と乾いた調子の良いエンジン音が響き渡る。


ポイントまで約500メートル、深度は50メートルだ。
身支度を急ぐ梅沢氏・・・今日の社長ははりきってるな。
釣果はご覧の通り。良型のカサゴをはじめ、アイナメなど根魚(ボトムフィッシュ)などがゲットされた。

心地よい疲労を感じながら、手際よくカメラに納める梅沢氏。

しかし、狙う真鯛はまだ出ない。明日のチャンスにかけて我々はいったん納竿することにした。午後4半。

さあ、明日の英気を養うために今日は温泉にでもつかってビールで乾杯だ!