網代のボート釣りカワハギ五目(2003年11月3日) | ||||||||||||||
手漕ぎのボート釣りでカワハギが確実に釣れる場所はそう多くはない。特に晩秋になると肝パンの美味しいカワハギを数釣りできるポイントは東伊豆の網代湾をおいて他にない。 釣友後藤氏と網代の内田丸に出向いたのは11月3日の文化の日。2日前から南 |
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一色海岸ボートでサバ釣り(葉山)
2004年9月24日 |
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真夏の厳しい日射しも失せてのんびりと手漕ぎボートでアジでも釣りたくなっ て葉山・一色海岸に足を運んだのは9月24日。ボート釣りで最も気になる風がほ とんどなく時折北寄りの微風が海面を通り過ぎる爽やかな釣り日和だった。天候 は曇天ながら湿気が少ないためボートを漕いで最初のポイントに着いても汗も出 なかった。 葉山公園の無料駐車場にマイカーを止めて準備を済ませ漕ぎ出したのが午前8時 30分過ぎ。アジの好ポイントをボート店(山田家ボート)で聞いていた通り先客がサ ビキ仕掛けでアジを狙っていたので「どうですか。釣れてます?」と聞くと「アジ が掛かる前にサバが釣れてしまうので困ってますよ」と明るい表情。一応挨拶をし たので近くで釣らせてもらうことにした。小磯の鼻と呼ばれる岩礁帯の続く根の先 端付近だが、やや裕次郎灯台寄りにアンカリング。 水深は約15m。釣り開始から約10分でサピキ仕掛けにヒットしたのは案の定サバ。 全長は約25cmだからサバとしては小型である。それから5分間隔か10分間隔で同 サイズのサバばかりが掛かってくる。サビキ仕掛けはハリス3号5cmが10本付いた サバ皮仕様。全長は2.5mで幹糸は5号と少し頑丈なものを選んだ。 というのもこの時期は予想外の青物(イナダやソウダガツオ)がヒットする確率が 高いからである。午前中はほぼサバの群れに当たったらしく本命のアジからのアタ リはない。サバのエラをちぎって血抜きをすることでなんとかお土産を確保。 午後からは若干ポイントを長者ケ崎寄りに移動。水深はやや浅く約13m弱となっ たが、根があることは持参したアオイソメとオキアミを付けた胴付き仕掛けを投入 してすぐにササノハベラが食い付いてきたことで分かった。エサ取りが多いという ことは一応魚の活性は高いと判断。前述のサビキ仕掛けの他に冷凍キビナゴえさを 胴付3本バリ仕掛けに刺して投入。底から約1m切って置竿でアタリを待つ。時折、 穂先がお辞儀をするものの外道のベラやネンブツダイがキビナゴを啄んでいるだけ。 もうすぐ午後1時になろうとする頃、もう1本のサビキ仕掛けの竿が久々に海面に 突き刺さった。サバとは明らかに違う引きを味わいながら全長25cmのメジナが釣 れた。やっと写真に撮れる魚が釣れてホッとした約5分後に当日の最大級のアタリが キビナゴエサの置竿に訪れた。穂先ではなくほぼ中央付近から海中に入り必至に堪え たが、惜しくもハリス切れ。 たぶんイナダかソウダガツオだったと思う。バラシた魚はデカイのだ。3号ハリス を切って行くのだから全長40cm超は間違いない。 以前も冷凍キビナゴエサを使っ ていて良型カサゴやオキエソを釣ったことがある。今回もハリ近くでハリスを切られ たのが2回あった。根回りを狙うアジ釣りの片手間にキビナゴ.エサで端物を狙ってみ るのも一興である。スリリングな体験ができる確率は高い。 午後3時のボート返却ギリギリまで粘ったが、結局全長25cm前後のサバ10尾にメ ジナ1尾、ササノハベラ2尾、トラギス1尾でアジは最後まで釣れなかった。 だが、魚影が濃い海であることは分かった。今後はカワハギが面白くなる季節だから アサリの剥き身を持参して楽しんでみたい。 釣場速報(釣り新聞)掲載/nt> インデックスへ |
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葉山一色海岸の白ギス釣り(御用邸前)
2005年6月20日 |
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「6月、梅雨時、無風ベタ凪ぎ」とくればボート釣りでシロギスを狙う絶好のシーズン到来 である。昨年も一人でシロギスの爆釣を満喫した葉山一色海岸に出掛けたのは無風ベタ凪ぎの 6月20日。御用邸前にある山田家モーターボート商会(0468-75-0636)からひとり用の手漕 ぎボートを駆り出して沖に漕ぎ出しのは午前8時30分を回っていた。天候は晴れで無風。潮は 大潮だったが、数日間凪ぎの日が続いていたから水温が急下降していなければ間違いなく爆釣 になると予想できた。 早速、真沖に漕ぎ始め周囲のボートの位置を確認し、最初から流し釣りをスタート。ポイン トは水深約13m前後の砂地帯。目印は裕次郎灯台が芝崎埋立地の沖に浮かぶ岩礁帯の上に見え、 反対側は長者ケ崎の半島が大きく見える位置と書けば分るだろうか。小磯の鼻と芝崎埋立地の 中間にある砂地帯だ。 1.8mの振出式パックロッドを取り出し、片天秤に全長80cmの市販シロギス仕掛けをセット。 オモリは15号をセレクトし、軽く潮下方向に投げて置竿にすると、すぐにアタリがきた。シロ ギス特有のプルプルが竿先を震わせ心地よい引き味を堪能しつつリールを巻き上げる。上がって きたのはパールビンクの魚体、シロギスである。その後は2本目の竿を出すタイミングがなかな か掴めないほどの入れ喰い状態が午前10時45分頃まで続いた。 時には20cmを超す良型が一荷で釣れてくるから忙しいことこの上ない。付けエサのアオイソ メは小さくし針先を少し出すようにつけると掛かりが良い。1本の竿のリールを巻き始めるとも 1本の竿にアタリが出るから一息つく暇もない。咽を潤すタイミングもないほどだ。 ノーアンカーでも適度に潮の流れに任せてボートが移動していくため自然の誘いがシロギスの 食い気を誘うようだ。万が一を考えて自作のパラシュートアンカーも持参したが、結局使わずに すんだ。ボートの位置が岸に近付き裕次郎灯台が完全に隠れるとアタリは遠くなった。 再び同じポイントまで漕いで行ってそのまま流し釣りを繰り返す。午前11時を過ぎる頃になる と少し風向きが変わったのか芝崎方向に流されるものの速度はゆったりしたもの。流す場所が変 わると、ホウボウやヒメジが連発して軟調のパックロッドの穂先を満月にしてくれる。 このポイントは不思議とメゴチが少なくシロギスの種が完全に勝っているようだ。このままでは シロギスを釣り尽くしてしまいそうに思い、持参したアミコマセとサバの切り身を使ってアジとカ サゴ狙いに変更した時はすでに午後1時を回っていた。 ポイントを小磯の鼻の真沖から20mほど長者ケ崎側に移動した水深約14も付近にアンカーを入れ てアジ&カサゴ狙いを開始。潮は夕方4時30分まで上げ潮だから適度に外道からのアタリはあるが ハリ掛かりしない。サビキ仕掛けはサバ皮オーロラ6本針仕様。ハリスは2号5cmのショートタイプ。 午後2時近くになってやっとサビキ仕掛けにヒットしてきたのは小ぶりのスズメダイ。群れで回遊 する魚だが、アジが釣れる前兆がこのスズメダイだから我慢すること約30分。小気味いい引きで上が ったのはマアジだ。ついにアジの群れが来たかと思ったが、後が続かない。ただの「ハグレ」アジと 分りガックリ。時間も午後3時に近付いたので岸に戻った。 結局、本命シロギスは32匹にメゴチ6匹、ヒメジ3匹、ホウボウ(カナガシラ含む)2匹、スズメダイ 4匹、アジ1匹で大満足のボート釣りとなった。ボート店の話しでは「このエリアは漁師がほとんどい ないので網が入らない。だから魚影は濃いですよ」とのこと。海水浴が始まる7月から8月末までは 釣りボートの営業を一時休止し9月1日から再開するという。秋口にはワカシが大きな群れで回遊する ことを願って一式海岸を後にした。 インデックスへ |
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