新車情報(7月2車種、9月1車種)
 
5ナンバーサイズで取り回しの良い新型ストリームを
7月14日から発売
1) 基本的な開発コンセプトは、人がクルマと接する時の動きに対して
心地よい一体感を感じられ、毎日の生活で積極的に使いたくなる7人
乗り乗用車 を目指した。簡単に言えば、オデッセイの弟分的存在。
2) 搭載エンジンは新開発の2000ccと1800ccで、ともに可変吸気量
制御機構を持つ「i-VTEC」を採用。VTECとは可変バルブタイミング
リフト機構の略語。トランスミッションは5速ATの他にトルクコンバ
ータ付CVTをグレード別に設定。また気軽にスポーティな変速操作を
楽しめるパドルシフトを装着したモデルを設定している。
3) 価格は最も廉価な1800のX・2WDの5速ATが180万6000円。最も 
高価な2000のRSZの4WD・5AT+パドルシフトが254万1000円。
 4)買い得グレードは価格の最も安い1800X。ベーシックモデルだが、
  標準装備は充実していて満足度は高い。ただしオーディオとナビは
  全車オプション設定となっている。駆動方式も4WDに固執する必要
  はない。リセールバリューの点でも2WDのデメリットは見られない。 
5)ライバル車はトヨタのウィッシュが最適。ただしホンダ車ディーラー
 は今や全店で全モデルを販売しているため、他店鋪で値引き競合させ
 るという手もある。  
(上左)低重心の高剛性ボディが特徴。全高は1545mmに抑えている点は見逃せない。
(上右)ボディ後方はサイドウインドウの上下幅が狭くなっているため斜め後方の視界は若干悪くなっている。
(コクピット内)運転席シートアジャスターやチルト&テレスコピック機構を標準装備している。
(エンジン)水冷直列4気筒横置きのSOHC。1800ccは最高出力140馬力、2000ccは150馬力。
スズキ、スポーツコンパクトカーとSUVを融合させた
新型車「SX4」を7月4日から発売。
1)開発コンセプトはコンパクトカー市場に革命を起すことを目的とした
 「クロスーオーバーレボリューション」である。端的に言えば、スポ
 ツコンパクトの走りとSUVの機動性を融合させた新ジャンルのスポー
 ツクロスオーバーハッチバックだ。
 2)搭載エンジンは1500ccDOHCを主力とし、トップグレードに2000cc
  DOHC(10月発売予定)ルーフレール付車を設定する。

 3)価格は最も廉価な1.5Eの2WDが149万1000円。1.5シリーズ最上級
  モデルのXGの電子制御4WD車が185万8500円。2.0Lの4WDが203
  万7000円。

 4)買い得グレードとリセールバリューを重視すると、1500のXGが最適。
  ただし駆動方式はSUVというコンセプトを考慮して4WDを選択したい。

 5)購入する際にライバル車となり得るのは、新型カローラフィールダー
  かウイングロード。ミニパンならウィッシュが好敵手となるだろう。
▲最新ディーラー情報(スズキ アリーナ辻堂など)
 2006年12月末までにSX4の新車を成約されたお客様にはスズキ純正
 用品5万2500円分をプレゼント。
 また、新車成約のお客様にパナソニック7インチHDDナビ(TV、DVD、
 CD内蔵)を破格の16万円(税込み)で購入できる特典がある。台数限定。  
SX4

(上左)北米とヨーロッパても販売されるスズキの新たな世界戦略車として注目度は高い。

(コクピット内)全体的な印象はスイフトに通じる質感の高い仕上がり。SUVらしいスポーティな感覚。

(エンジン)1500ccと2000ccの2種類。ともに直列4気筒DOHCで110馬力と145馬力を発揮する。

●LEXUSブランドのフラッグシップセダンLS460を
 9月19日から全国のレクサス店で新発売
1)新型LS460は、レクサスブランドの理念である「高級の本質」を追求し、
 ときめきとやすらぎに満ちた時間を提供するために、乗る人の心に響く
 クルマづくりを念頭に開発したという。
 2) 搭載エンジンはV型8気筒4600ccDOHCで最高出力385馬力を6400回転
で発揮する。最大トルクは51.0kg-mを4100回転で叩き出す。無鉛プレ
ミアムガソリン仕様。トランスミッションは世界初の8速AT(8スーパーECT)
を組み合わせる。駆動方式はFR(2WD)のみ。
  3)究極の安全装備として注目されるのが進化した「プリクラッシュセーフティ
   システム」(ミリ波レーダー方式)である。これは統合安全コンセプトに基づき
   前方の歩行者の検知と操舵回避支援、および後方車両への対応機能を加えた
   もの。また、全車速域で追従走行を可能とした「レーダークルーズコントロ
   ール」や車線維持をアシストする「レーンキーピングアシスト」など画期的
   な安全走行支援機構が盛り込まれている。

  4)価格は最も安価なLS460が770万円。最も高価なU・Lパッケージが965万円
   となっている。月販目標台数は1300台。だが、すでに予約受注で1万台近く
   もバックオーダーを抱え、すでに納車まで3カ月待ちという情報が2週間前に
   入っている。購入の大半が旧型セルシオのオーナーと言われている。

  5)ライバル車は価格的に見ると、確かにメルセデスとBMWだが、あくまでドイツ
   車ブランドにこだわる人には「競合して買うほどのブランドメリットは感じない」
   という声も聞かれる。国内市場でのリセールバリューはAランクの上位にある。
レクサス460

(上左)品格のある存在感と美しさを融合させたとメーカーでは謳っているが、どうだろう?

(上右)全長は5030mm、全幅は1875mm、全高は1465mm。ホイールベースは2970mm。

(コクピット内)トヨタの最新技術を盛り込んだ高品質なインパネ回り。使い勝手も良さそうだ。
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