長距離飛行だがや!
 69年のRCTに掲載されていたチャレンジレポートです。のどかな時代とはいえ、許可を取ったのかなあ?
 よく見ると、伴走している乗用車はオープンカーで、「忍者部隊月光」が使っているような大型車です。そこからパイロットが半分立ちながら操縦していまして・・・って、まあ、すごいな。
 さらに凄いと思うのは、この写真の撮影です。さらなる上空から実機で撮影したのでしょうね、ここまで構図を合わせるのは至難の業のはずですが、こっちもすごいな。高度は結構低いとおもいますが、許可得たのかなあ。

よくみると・・・
 何気ないRCTの表紙ですが、こちらもよく見ると手前のモーターグライダーについているエンジンには、なんとタイガー電気製作所のマフラーが装着されています。しかも、この排気口の向きからすると09エンジンかなあ?生田のフェニックスAってやつでしょうね。
 主翼面積:27平方dm
 全  長: 985mm
 全  幅:1710mmだって、でかいな。

 とはいえ、このころタイガー電気製作所って、まだあったのでしょうか?私は記憶がありませんが、模型店にはこのマフラー、あまり見かけなかったような気がします。
なつかしのフロンティア!

 双葉電子工業で発売していた半完成機です。発泡スチロール材を金型で成型した、当時としては画期的な構成で、しかも安価でした。
 MK(加藤無線です)のタイガー10Yが2700円の時にフロンティア1型と2型が2400円ですから、ラダーオンリー機としては重宝されたはずです。
 しかし、構造は簡単ですがエンジンマウントや脚台など強度の必要な部位の接着等、無謀なところもありましたから、結局売れたのかなあ?

 さあ、ここで問題です。写真の完成見本ですが、塗装をしてありますね。塗料はいったい何でしょうか?見るとエンジンにマフラーが付いていませんので、「排気ばらまき状態」でははんな塗料は溶けますね。つまり、良くある「完成見本です、飛ばさないでね。」ってやつかな、知っている人、いたら教えて。
(2007年1月30日)

久々に追加です。