驚異の「ロボ」たち!

まあ、見て笑っていただければよろしいかと。我ながら、良く探しましたな。

 「ヨーちゃん・デルちゃん」ですって。昭和レトロ館にありそうなブリキのロボットに見えますが、れっきとしたプラスチックモデルだそうです。しかも、「高性能・ゴム動力」って・・・・・まあ、いいか。

 奥の黄色ロボットは、胸からカメラを下げていますね。ロボット側らしい動物キャラはヘルメットをかぶっていますが、ここがどこかの星で、空気が無い(か、非常に少ない)としたら、左端の恐竜みたいなやつは、息を止めているのかもしれません。その割には口を開けていますけどね。

 おそらく「ヨーデル社」の製品なのでしょうが、膝に関節くらい付けろよな!着ぐるみだって、こんな足じゃあ歩けないぞ。

 こんどは「ロビン1号」ですかあ。こいつにも膝関節が見あたりません。だいたい、あまり大股であるくと、胴体のスカート部に足が当たって痛いぞ。

 右の兄ちゃんはヘルメットをかぶっていますが、左の子供は平気みたいですね。1号のうつろな眼は、一体なにを物語っているのでしょうか。「ゼンマイでノシノシあるく」っていうことは、ミニロボより進化発展していますね。

 困った顔に見えるのは、私だけでしょうか?ロビンシリーズでは手に指が付き、肘関節らしい継ぎ目が見えます。でも、足は同じ「地震用・たんすの突っ張り棒」みたいです。この機構だと、余程重心を左右に移動しないと歩けないとおもいますけどね。ノシノシ歩けよな。

 4号か。2,3号を見たいような見たくないような・・・・

 いきなり強そうなロボットです。ARII(有井)さんも昔はこんなことやっていらしたのですね。

 右手に破壊用コーンが、左手には切断用でしょうか、三日月斧が装備された高性能人間型ロボット胴体!・・・・・の、割には顔は単なるライオンかい。

 足の裏から出ている炎は、おそらく飛行用のものでしょうけど、右足は後ろ向いているぞ!このままではこいつ、反時計方向に回り出すぞ。だいたい、空気取り入れ口がないから、きっとロケット噴射ですね。燃料タンクが見えないってことは内装タンク分しか燃料ないから、そんなに長いこと飛行できませんね。個人的には、補助的なサイズで結構ですので「主翼」がほしいです。

そうそう、こいつってロボット型の着ぐるみに、本物のライオンを押し込んだだけだったりして。

 ほう、ライオンの次はタイガーかい。6頭身くらいに見えるライオンロボに対して、こいつ4頭身ですね。しかもバックはどうもジャングルです。顔が虎だってだけでジャングルかい。

 右手には強力はさみ、左手は一見ドリルに見えますがこれじゃあ堀込んでいかないなあ。森林開拓用とも感じませんし、たとえ子供向けとは言え、科学考証はどうした!?

 ここまでくると、完全に子供受けを狙って「パンダロボ」とか「ネコロボ」なんていかがでしょう。

 どうでも良いけど、このアニマルロボシリーズ、メンテナンス時にはどうやって洗浄するのかなあ。自動洗車機みたいなのに通すと、顔の部分はとんでもないことになるだろうなあ。

 おい、ワニがかわいそうだろ!!

(2009年11月21日)

 ライオンと虎が出てきたなら、今度はコンドルですかい。有機物と無機物の融合体ってことではないでしょうから、顔部分が作り物なのでしょうか。

 どーでも良いけど、こいつ鳥顔のくせして羽がありませんなあ。無理してロケット噴射なんぞしてないで、羽ばたけばよろしかろうに。

 こいつは目立った武器を外装しておりません。完全な白兵戦用なのでしょうか。いろいろな装備を取り付けられたり変身したり、合体できなきゃ人気でないぞ。

 してみると、「怪傑ライオン丸」なんて良いところを押さえていますね。技(忍者だから「術」か)もいっぱいあって。

タイガーロボが8番目ですので、1,2,3,4は何だろう。今回はバッファローロボだそうな。足下の島に生えている椰子の木からすると、ゴジラなみの大きさかもです。左手に捕まえているのは、サイズ的に宇宙ロケットでしょうか。翼が見えますのでミサイルとすると、その辺をつかむのは危ないぞ!下部は推進ユニットでしょうが、上部は弾頭だから爆発物のはずだぞ。

 考え方を変えてみると、この島から発射されそうになった軍事衛星を、他国の命令で破壊にきたのかもしれません。でも、構図からすると島には上陸した直後みたいだし。説明がつかないなあ。

 後方の炎と煙は何だろう。バッファローロボに破壊され墜落している迎撃用の戦闘機か何かでしょうか。姿もみえませんね、脇役とは悲しいものです。

 そういえばこいつ、海か湖かから上陸しているのですから、水中型ロボットのはずですね。せめて両用ロボと認識したいのですが、太股の脇にかろうじて見えるヒレ以外は、それらしいマテリアルもないし。なんたって水の抵抗をめいっぱい受けそうな形状ですよね、特にバッファロー顔なんか。せめてコンドル顔の方が、まだ流線型か。

 こんなのも見つけました。「合体ロボ」だそうですが、マジンガーZの「ボスボロット(ボス「ロボット」と勘違いしているマニア、多いみたいです)」の水上版みたいですね。保持能力を伺わせる左手のマニピュレーターといい、右手の剣といい、白兵戦用ロボットであることは間違いないようです。

 その割には空からの攻撃に、あっさりとビーム砲を用いていますね。それだけでことたりますか。ロボット上半身の存在意義を疑う逸品ですなあ。

 どーでも良いですが、この至近距離でビーム砲を発射するのは無謀だぞ。もし敵を撃破できても、その爆発なり分解した破片が当たって、自分に被害が発生しますね。だいたい、時速100Kmだって1秒間に28mから移動するんだぞ!敵ロボがマジンガーZクラスの大きさとすると身長20mですから、280mくらい離れてもはっきりと見えますね。そこから10秒でここまできますぜ。だいたい、敵ロボの速度が時速100kmってことはないでしょう、飛行しているものだし、ましてや自分も相対直進してるんだぞ。

 すると、上半身ロボはお飾りですね。ない方がましってやつですか。船の重心位置を上げて、バランス悪くしているだけですかい。

(2009年11月23日)