夏はやっぱり、花火でやんすねえ。

まあ、何の変哲もない花火・・・・とは いくかー! 近所のコンビニで販売していた花火ですが、

「おばけどん」って言うそうです。

寸法は、懐かしの「クレンザーの箱」くらい。

なんでも「黄点滅小星」と「金点滅小星」が、高さ2.5m、直径2mくらいに飛び散るそうな。

 まあ、別に害がある訳でもありませんし。軽く聞き流して戴ければ結構ですね。

  あとはカバーの写真をご覧になっていただければ、そうそう解説も不要かと。

「わしの目と口が光るんす。」

「わしは、光るんすよ。」

 中央のおばけが、のたもうておられるのでしょうな。かるーい口調がキュートですね。空中から逆さに突き出すお化け屋敷らしいシルエットが良く分かりませんが、なんか、「尖った塔」の何本かがおばけどんに刺さっているようにも見えてほのぼのします。

 装飾らしい蜘蛛が3匹います。2匹は糸で垂れ下がっていますが、左端のやつは、空中浮遊でしょうか。

 どうでも良いけど、蜘蛛っておしりから糸を出すはずだよな。逆に見えるぞ。

 このエンターテイメントを脇で支えているのは、この2人?

「すごいでやんすねえ」

「きれいでやんすねえ」

 おなじくかるーいノリで合いの手を入れてくれています。帽子と蝶ネクタイが雰囲気をもり立てていますね。

 しかし、そのかるーいノリに対して左写真では現実を垣間見ることになります。

「手に 持つな」

 おそらく保安基準で明示しなければいけないのでしょう。雰囲気ぶちこわしでやんすね。

(2009年5月31日)