スカイメイトのプロトタイプです。
 会社の広告室のボンクラが作ったカラーリングがあまりにひどかったので、私がプレゼンテーションした初期モデルです。全て直線でデザインしましたので、フィルムのカットはらくちんです。
 結局このデザインは、使用できるフィルムの色が限られているために配色の変更の後に採用となりました。
 この機体の配色は、後にRCTに掲載した「アスタロー号」(上の写真です)に受け継がれています。
 エンジンはエンヤのSS25,プロップなんかヨシオカさんとこ製っていうのがキュートですね。



シンプロップの「セレクション」です。
 日本名は「ファンクション」になりました。私はモーターグライダーなんか専門外なのですが、みなさんよっぽど忙しかったのでしょうね、私が担当になりました。
 売れ残っているREV300とか言うモーター(9800円ですって!)もさばけるかもしれないなどという安易な観測があったようですが、シャフトの細いREVモーターで8インチプロップを回すと振動でプロップハブが吹っ飛びそうになりました。結局コバルトモーターが指定モーターになることになります。
 出来の良い機体なのですが、主翼は発泡スチロールにアバチ材貼りで重く、ちょっと上級者向けですね。
 このころ「電動機の集い」に参加して、試作で余った高価なモーターやパーツを、参加者の車や工具箱に放り込んだことがあります。該当者の皆さんは、結構驚いていたみたい。へっへっへ。


千葉県のとあるイベントでのスナップです。
 確か飛行場のオープン記念で、メーカー各社が呼ばれたときのものです。12月で寒く、私は前日の土曜日に友人のコンサートに行く事になっていましたので、前夜に一人電車で茂原入りです。茂原ってとーーんでもなく遠いって、始めて知りました。
 電動ダクトファンのT−33や、スカイメイトなどのデモ飛行があったので、説明の出来るメンバーが選出されたそうですが、たしかK社のイベント出張って輪番制でしたから、私はうまくだまされたのかも知れません。
 写真のスカイメイトがコマーシャルタイプです。白黒以外は2色しかつかっていませんね。
「好きなもの、どんどんたのめー」事件は、このときに起こりました。

 その後の仕事で京都出張となり、問屋さんのイベントでリボンくぐりに参加したわけですが、アシストしてくれた加藤弘志に乗せられて、うっかり背面くぐりをしたわけですが、その最中にリボンに引っかかってしまい、ナイフエッジフラットスピンののちに墜落大破してしまいました。くそう、加藤め!(05年2月追記)