クラブ・ハイネス横浜研究所長、ついに正体を現す!
かねてより謎に包まれていた「クラブ・ハイネスの横浜研究所長」なる人物の写真を入手いたしました。
それは、おだやかに晴れた昼間だったのですが、エーテルの臭いとともに暗雲が立ちこめ、背筋に悪寒が走ります。いやな予感とともに振り返ると、そこには闇の中に浮かび上がる怪しい影!おそるおそるインタビューしてみました。
私 :「あ、あなたはうわさの研究所長さまですか?」
怪しい人物:「さようでございます。見かけほど怪しいものではございません。」
私 :「今日は何をしにおいでで?」
怪しい人物:「いえいえ、単なるエンジンテストですよ。気になさらないでくださいね。」
研究所長が持参した箱には、なにやら怪しげなエンジンや薬品の数々。なんでも、回らないエンジンを簡単に回す為の薬品だそうな。
左上写真は、一見何の変哲もないFUJIの099Sなのですが、良く見るとクランクケース後方にシャフトが見えます。
私 :「このエンジンは、何用なのですか?」
怪しい人物:「これは船外機用099Sです。後方のシャフトには本来フレキシブルワイヤーが付き、スクリューにつながるのです。」
私 :「ちなみに、あの薬品はどこでどうやって入手するのですか?」
怪しい人物:「・・・ふっふっふ、世の中には・・・知らない方が良いことも・・・ありましてね。」
とてもその先を聞く勇気はありません。
この写真のFUJI099Jrも、例に漏れず結構スカタンなのですが、左に写っている薬品のおかげで簡単に始動していました。
薬品の効能は恒久的なものでもないらしく、必要に応じて使い続けていかなくてはならないそうです。したがって薬品の消耗は避けられないので、今週末にはなんと沖縄まで薬品製造の材料を仕入れに行くそうな。一体何を仕入れるんだろう?!
(2007年3月23日)
この研究所長って、よく無理難題を押しつけてきます。今回はこれです。
こんなエンジンも仕入れました。