大阪の逸品 KYOUWA09

 小さいです。ヘッド回りだけはかろうじて09サイズなのですが、とっても全高が低いです。MAMIYA09やKO099がスレンダーならば、KYOWA09はさしずめショーティー。

 こんなエンジンですが私が始めて目にしたのは今世紀に入ってからだったと思います。写真のエンジンはCMDEのTS総統閣下所有のものでして、いつぞやのミーティングで撮影したはずです。今思うと、他の09クラスエンジンと並べて、比較撮影でもしておけばよかったなあ。

 マフラーは付きやすそうな形状なので問題はありませんが、どんな機体に載せようか迷うみたい。

 スロットルの付けにくそうだし、RC機の胴体からニードルは出そうもないし。私のもちものではないので心配する必要はありません。TS総統閣下、とっととなやみなさいね。

(2009年3月7日)

大阪の逸品 KYOUWA45

 退職したOSの技術者が興したとか、機械工だったマニアが興したとか様々な噂が流れている協和ですが、まあ、私は気にしていません。生産されたのは09と45の2モデルのみ。他に点火プラグや金属スピナーも製作していたはずですが、見たこと無いなあ。

 過去に、本当の評判を知りたかったので、尼崎の巨匠に聞いたことがあります。で・・・・・

巨匠:「ああ、協和エンジンはよう回らんって聞いたので、だれも買わなんだな」

 返事になっていませんが、仕方ありません。それよりも、このカバープレートの刻印、どういう意味なのでしょうか。

 外観は「頑丈」って感じです。

シリンダーの冷却フィンやヘッドフィンは厚く、枚数が少ないです。金型を使用しているのですから、もっと細かい形状にできるのですけどね。なにか理由でもあったのでしょうか。

 ベンチテストでは普通に回っていましたが、実際はどうなのでしょう。UEDA55の次にテスト飛行してみます。

 コマーシャルタイプにスロットルは2種類あります。吸気口の形状そのままの円筒形と、後期型の立方体です。そんなもん、入手できないので、仕方なくENYAさんのを流用しました。もち、マフラーも作ってあります。

(2010年11月28日)