「廃ネス」と呼ぶ方もいらっしゃるエンジンです。型式は44Tですから、22エンジンの水平対向2気筒となります。
シリンダーヘッドにフィンの無いタイプは、実はヘリ用のエンジンでして、大げさな放熱フィンが後付になっていました。
しかし、私が入手したそれにはフィンが無く、どうやって使おうかいな?と悩みます。さらにヘリ用クラッチはついているものの、ヘリなんかに使う気はありません。
仕方ないのでクラッチとプルスターターを外してドライブワッシャを新造し、この後シリンダーとヘッドに直接フィンを切削加工するしかなさそうです。
でも、ドライブワッシャができたので、嬉しくなってプロップをつけたところ、回すと「さあたいへん!」片方のピストンは正常に動きますが、もう片方はガタで1.5mmくらい動かない。
おそらくコンロッドのガタでしょうね。なんたって「廃ネス」ですから・・・・・
昔聞いた話ですがこのエンジン、よーーっく片肺になるそうです。で、持ってる人は模型店か、相当なマニアだけなんでしょうね、怒らないからかなあ。
(3月25日)
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