FUJI 061です!

 1968年には発売されていたのですが、だれか正しい発売年を知っている人、いますか?

 たしかこの前の型ではアルミの小型タンクが後方に付いていたと記憶しています。こちらは本来キャストアルミのタンクが付く様になっていて、一段とナウいです。残念ながらタンクは欠品ですけどね。

 ボアは11.27mm、ストロークは10.0mm。ボアが10.2mmになると049クラスだそうです。

 当時の価格は1180円。ENYAの06−2型は1570円、OSのMAX6に至っては1750円もしてました。余談ですが、ウエダ09は1300円だったそうです。

 私がCL機を始めた頃、まだ現役だったエンジンですが、模型店の展示機に付いていたものしか記憶にありません。聞くと、フリーフライト機に多用されていたそうな。

 雑誌の広告の写真を見て、ENYA09は高価(1850円+マフラー)でしたから、このエンジンを買おうか、FUJI099−S(1600円+マフラー)にしようか悩んだものです。つまり、FUJI099Jrで四苦八苦していたころのエンジンだったのですね。

 このエンジンは、リヤのカバープレートとクランクシャフト回り、ピストンとコンロッド、ニードルアッシーが欠品でした。つまり外観のみの「パーツ」だったのですが、カバープレートとニードルアッシーを入手したらなんだか愛着が沸いてしまって、展示用にシャフト回りを製作しておきました。したがって回りません、絶対に。使う予定もないから、コレクションかな。

(2009年2月8日)