往年の超有名エンジンSUPERTIGER46です!

 70年代を中心に、F2B世界選手権でも活躍したエンジンです。当時日本における最強F2Bエンジンは、ENYA45でした。今思うとSTもENYAも、どちらも良いスタントエンジンなのですが、多少STの方がパワフルかなあと言った感じですね。だいたい、F2Bってエンジンブン回したりしませんから、最高出力ってあまり関係ないんです。機体を引き上げ、走らせるパフォーマンスで勝負でした。当時は高価で手が出なかったのですが、たしか働き始めた頃に、12000円でRCバージョンを購入した覚えがあります。調子良かったのですがスペアエンジンを入手できなかったためにメインエンジンにはなりませんでした。今は「使う」と言った台東区橋場の電話屋さんにあげてしまいました。でも、現在に至るまでそのハゲおやじ、使っていない様子。こら、使わないなら返せよな!もちろん返すときは金利もつけてな。

 ST46には様々なタイプがありまして・・・・・って、スーパータイガーには全てさまざまなタイプがありますね。

 46には純正マフラーを取り付ける「耳」が、クランクケース排気口脇にあるのですが、初期型にはありません。排気スロットルの付いたRCバージョンではマフラーなど不要だからでしょう。仕方ないので作っておきました。

 この手のバンドは、材質がヤワだったり寸法を間違えたりすると、すぐに延びて使えなくなります。若干の工夫をすると材質がヤワでも平気な場合もありますけどね。

 今回はエンジンに取り付けて固定したとき、バンドの締め付け隙間が最小になるような寸法に仕上げてみました。こうするとネジ部(バンドを折り曲げている箇所)が延びてしまわなくなりますよね。隙間に数枚のワッシャをかませておくというのも手です。

 今回の材質は1mm厚ステンレススチール。幅は8mm。

ちなみにこのマフラー、取り付け寸法がやや大きめですので、おそらく51エンジン用ですね。私は気にしていませんが。

 マフラーバンドのアップです。本当はもっとぎりぎりで固定できれば言うことは無いのですが、バンドってそのうちに延びますからね。

 予備の穴は、51などのエンジン用ですが、合うかなあ。エキゾーストマニホールド側の固定用ネジは、なぜかOSのMAX−S35用でした。

 実は耳付き46も保有しているのですが、両方とも使用可能にしておかないと不安ですから。

 昔購入したST46は、その後RC機「ヒノデ@バロン40」に搭載しました。バロン40には当初ENYA45BBを搭載してあったのですが、RCとして回した場合、CLで使い古された45BBでは役不足みたい。ST46に換えたらとっても元気になって、フィギュアMがきれいに出きるようになりました。

 さらにST35に換装したら、回転数が高い分出力があるのか、もっと元気にぶっ飛んでくれたのを覚えています。スロットルの調整にクセがありますが、CLとRCの使い分けを勉強させていただいた思い出のエンジンですね。

 ヒノデのキットは、バロン40もファルコン40もありますのでどちらでも復活できますが、新たな組み合わせも良いなあ。CLで飛燕46なんて言うのも憧れだったんです。

 このエンジンも、結構ワクワクエンジン!

(2009年2月15日)