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こちらは「オールドタイマー機を飛ばそう会」の、TS総統閣下からの依頼品です。オーバーホールを仰せつかったのですが、汚れていた外観を「McCOYは、艶が命」の勢いで磨き上げ、ガスケットを作り直し、油分を取り去って再注油。結構簡単な仕事でした・・・・・・かな。 なんか嫌な予感がしたのでテストランしてみましたら、これがなかなか始動しない。始動しても次の始動時にはトミーバーの位置が、大きく変化している! ディーゼルエンジンの始動って、特に始めてのエンジンに対してはトミーバーをねじり、最適な圧縮を捜しながらプロップフリックを行います。その際にやって来る「ゴンゴン」という爆発を感じ取るためですね。 その「ゴンゴン」が「グニャゴン」でしたので、「直感的にカウンターピストンが動いている」と察知し、分解します。結果は正解。 すぐに25/1000mm大きなそれを製作し、はめ合わせ直しておきました。ややきつめで良い雰囲気。 |
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吸い込みの悪いカービュレーターに、「ハイテク@わりばし詰め」を行って、もう一度テストランです。 はたして・・・・・まあ、こんなもんでしょ。 USAではディーゼルエンジンがあまり普及しなかったそうな。OKエンジンも含めて、自国のディーゼルがこの程度でしたら、やっぱだめでしょうね。日本やヨーロッパ製のディーゼルエンジンは高価だったろうし。 とにかく、グローくらい力入れて設計しろよな! (2009年3月7日) |
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まったく、改良する前なんか30分以上かかってやっと始動。調整できたと思って再始動したら、今度は40分。 原因が分かったらこのとおり。 |