70年代くらいの製品ですね。当時としては画期的な半完成モデルです。主翼は発泡スチロールコアにバルサプランク、胴体はポリカーボネートの成型品。設計は鞍橋さんか丸山さんか、角倉さんかもしれませんね。鞍橋さんは、ベストセラーになった「セスナ177カージナル:COX049」の設計者です。スタイルが抜群の上に飛行性能も良かったので、他社OEM分も含めると相当数販売していたはずです。丸山さんは当時から「偏ったおやじ」らしく、「飛行機はなあ、絹貼り塗装仕上げでなきゃあいかんのだ」と言うグライダーマニアだったそうです。角倉さんは、現在も活躍されているあの方です。当時はパイオニアモデルクラフトという会社にいて、京商などのメーカーからの依頼で機体をOEM生産していました。たしか「リフレックス」なんか、彼の設計のはずですよ。これらから、クルーザーの設計は鞍橋さんみたいですね。で、胴体の製造は富士技研かな。
たしか、このクルーザー号、バルサリブ組翼のキットが先だったはずですが、
|