生田無線製「フライングタイガーFX」

 こちらも箱絵は格好良いですよね、その昔は絹貼りウレタン仕上げの完成機として販売されてました。25年以上前の話しですが、そのころは完成機なんか他に少なく、せいぜいOKのシェルフライとかファイブスターとかのプラスチック製しかありませんでしたから目立ちましたよ。
 しかし、いろいろ聞くと飛行中に主翼が折れたとか空中分解したとかいう情報が入ってきます。壊れた機体を調べると、たとえば胴体上下プランクは瞬間接着剤でスポット接着し、絹を塗料で「貼り込む」みたい。へたすりゃあばらけますね。したがって、完成バージョンの購入はやめました。
 機体の構造としては、特に胴体なんかまっ四角だし、主翼もごく平凡な構造です。それがシンプルで好きなんですが、簡単に作ることができると分かると、やっぱり「いつでも作れる」になり、「そのうち作ろう」となります。ただの怠けですね。
 オリジナルは70年代から見かけましたが、「シニューレエンジン対応」とかなんとかの「FX」バージョンは、80年代頃から見たかなあ。

(2006年9月10日)