高かったセットです！

　７０年代でしょうか、京商から１／２ＡクラスのＣＬキットがエンジン付きのセットで発売されました。
　丁度コカコーラの景品でキャメルとアルバトロスが日本中に配布された勢いにのって、結構な販売台数を誇ったはずです。


　機種は高翼や複葉に始まり、Ｐ−５１やシューストリングなどの人気機種がラインナップしていました。フルセットなので割安なのですが、７４年のカタログでは、価格は５８００円でした。



　当時のその金額は、中学生の私にとって購入をあきらめる基準みたいな数字でしたので、数年前にこのキット（セットか）を見つけたときは狂喜乱舞。
　でも、落ち着いて見ると、「スタントゼロ」同様、「こんなのの、一体どこが良かったんだろう？」ですね。古き良き思い出ってことで、まあ、いいか。




　当然ですが燃料は抜けきり、腐食していたのでバッテリーの中身は廃棄。実はエンジンが欠品だったんですが、最近友人から分けてもらえました。何かうれしいですね、やっぱり。