午前6時半の河川敷は寂しい。駐車場が狭いため、会場に遅れて行くと、

遠くの駐車場になります。

したがって、早朝に現着となったわけですが、早すぎましたか。

「新年・極寒・CL小型機大会」に参加してきました。(なにげなく、機体の紹介してます。)

 大会って言ったって、広く宣伝しているわけではありませんので、参加者は関東近辺の方々に加え、聞きつけた愛知の方々くらい。

 だから、余興的に参加してくるエントラントも多いです。私もそのつもりで、前日初飛行の新型機でエントリー!

 機体の名称は、「ハリケーン」です。本来はね。今回、ギリギリボ−イズのTEMPESTさんからリクエストもあって、「破裏拳ポリマー」に名称変更。

 去年10月の厚木大会でいただいた賞品を仕上げました。ARCです。強度的に問題のない箇所を肉抜きし、結局30gほど軽くなりました。デカールを貼って、完成重量は670g。

 前作パイナッピーの時も使用しましたが、エンジンのサイドスラスト用スペーサーは、測定したら5度もの角度がついていました。入っていた袋には「3度」って書いてありましたけどね。

 チャージャーを飛ばしていますから気になりませんが、やっぱ、5度は付けすぎよ。

 部屋長機についているマフラーです。ENYA純正のものなのですが、こんな穴が空いていました。つまり「チョーク用の穴なんです、良いでしょ」だって。これを受け取ったとき、即座に「やめとけよ」と、優しく諭しておきました。エンジンを回すと、この穴から廃油が噴き出し、主翼の一部だけ汚します。だからといって、やっかい払いのために部屋長に差し上げたのではございません。わざとらしいか。

 KMCoの15クラスメッサーシュミットです。外観はね。いろいろ聞きつけたので、持ってみました。めっちゃ軽いです。なんでも500gくらいとか。

 このシリーズは「仲間内のルール」で、リブ以外は改造可らしく、材質の変更はもちろん、材料の厚みまで検討したそうな。エンジンまで軽量なLA15なので、そのままF2Bができるっていいます。

 問題の得点表です。お遊びとはいえ、「新作機を、前日に初飛行」などというふざけたやつ以外のエントラントは、それなりに練習をして来るみたいですね。また、人が採点する競技ですから、同じ方々がいつも隣の順位に来るなんて、そうそうないはずなんです。

 でも、ギリギリボーイズはいつでも競っています。この得点で、たったの0.7点差かい。

 たしか、このお二人は一昨年の日本選手権からの因縁のようです。決勝進出の15位と、予選落ちの16位の、いわゆる門番の方々なのですが、2年連続で部屋長さん(右)がTEMPESTさん(左)をけ落としているんです。

 で、偶然に決まっていますが、今回も僅差でその通りの順位に落ち着きました。二人は仲良く写真に収まってくれました。

部 屋 長  :「思い知ったか、身の程を知らんかい!」

TEMPEST:「じゃかあしい、たったの0.7点差じゃ!」

 一層、二人の友情は深まったみたいです。私もうれしいです。

  おい部屋長、顔が笑うとるぞ!ちゃんと怖そうな顔、しいや!

(2011年1月10日)