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旅遊香港の旅 旅のエッセイ
熱湯たまご、って?  [2003.1.2/002]
 茶餐廰で、友人に尋ねられた。「これ、何でしょう?」
 香港初体験、そして茶餐廰初挑戦の彼はメニューを指さしている。ちらっとみた指先には「蛋(卵)」と「水」という字が見えた。
「なんだろねー。ミルクセーキみたいなんじゃないの〜」
 半端な読み解きだった。申し訳ないことをしたとは思うが、私は自分の鴛鴦茶が早く来ればいいな、それしか考えていなかったし。
 オーダーして、おしゃべりしてたらそれはやって来た。
「はい、鴛鴦」はーい、ありがとう。
「はい、●●●」はーい、ありが…?こりゃなんだ?
友人の前に置かれたマグカップには湯気が。中を見ると熱いお湯、そして中に入っているのは、「なまたまご」だ!熱で、ほろほろしてる!
「・・・・・・あんた、なに頼んだの」「・・・・・・これですが」
もう一度メニューを見る。「滾水蛋」。
熱湯たまご。
たまごと熱湯。
 どうやって飲むのが正しいんだろう?とりあえず「ぐちゃぐちゃにしてみよ」と指令を出し、もろもろを更にもろもろにして飲ませたが、正式な作法は判らずじまいで店を後にした。帰国後、在日の香港人に飲み方を質問するも、「そんなもの、私が住んでたときにはなかった」と気持ち悪がられただけ。
「まず湯を飲み干し、のちに卵を丸呑みにする」かもしれない? 滾水蛋の正式作法を調べるためにも、またあの茶餐廰に行かねばならぬ。トラム、文華里付近下車。

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