2/4(ベナレス)
今日はいよいよネパールに行く日です。が、実は前日からメンバーの一人であるウラベの調子を崩してしまい、
どうしようかと考えていたのである。旅の途中会った人には、「カンボジアの時よりはひどくないよ!」
って言われていたから、まあ、男なら大丈夫だろうって思っていたんだけど、調子を崩している時に
アレに乗るとしたら、調子をもっと悪くしかねないと思い、ネパールを諦めることにした。
一日だけ滞在ってのも寂しい気もしたしね!
ってことで、昼までゆっくり寝たりゴロゴロして、遅めに行動を起こします。
ネパールに行かないことで日程がゆっくりになったので、ベナレスでもっと見たいところがあったので
それを見に行くことにします。
ヒンドゥー教の神の一人であるシヴァの嫁さんパールバティーが怒り狂った時に出て来る人格を
「カーリー」というのだが、そのカーリーをまつっている寺院がある。別名「モンキー寺院」と呼ばれるところなのだが
行ってみても別に「サル」の姿は全くない。むしろ、街中の方がサルやらウシやら豚やらなんやらと
アニマルな事になっている。
期待を裏切られた後、向かったのはインドの大学内にある寺院で
これは、神のシヴァの化身であるヴィシュヌを祭った寺院で、本物は寺院が金で出来ているらしいのだが
異教徒の人は入れない。でも、観光客は見たい。ってことで、レプリカを作ったのです。そのレプリカが
今向かっている大学内に作られたという訳です。
結構歩いて寺院の中に入って思うこと。たいした事ねーよ
別に何も感動とかないし、英語で色々書いてあるけど読めねーし
儀式を見れたのは良かったかな?チョット残念だったな
あと、大学の中を歩けたんだけど向こうの大学は広いね〜
中学生の時に思い描いていた感じの大学だね。ウチとは大違い!
日陰が多くて涼しく過ごせてのんびり散歩をしました
次に向かったのは、城。
行くまでの道が、砂利道っていうか糞道。埃もスゲーし
出てきた城は雄大に広がる城。ガンガーのそばに作られ、城への道は浮橋のみ
っていうのが、昔のまま残されている感じがして良かった!
時間が夕方で、もう閉まる時間だったから入れないのは残念だったが写真に収められただけで満足でした。
城を見た後は一旦宿に帰る。さずがに歩きっぱなしで少し疲れたのです。
が、あと少しで、ある儀式が始まるということですぐに出発です。ある儀式とは
ガンガー・ポジャ・アルティといわれている儀式でガンガーの最大のガートで毎日行われている儀式です
なんで、毎日やるかとか、何のためとかは知りません。たしか、ガンガーに感謝のタメだって言っていたかな?
儀式は5人くらいの人で打楽器を、一人の人が前の舞台で舞を披露し何人かの人が鐘を鳴らしつづける
あとは、曲をスピーカーから流し、誰かが生で歌うという儀式。
分かりにくいし、面白いの?ッて言われると思いますが
言ってみるとナゼか儀式に吸い寄せられるように見入ってしまいます。
独特の雰囲気があるからでしょうか?ナゼだか分かりませんが三人とも全員見入ってしまい
移動を全くしませんでした。
儀式が終わった後、時間が時間だったのでレストランで食事をしてから宿へ行きました。
帰る途中、22時を過ぎたからでしょうか、街灯が全部消えてしまったのは恐かったです。
普通に教われる恐ろしさと、節電のために町全体が暗くなってしまうことに・・・。
そんな町のシャワーは電力不足のため水しか出ませんでした♪