壬生義士伝
後輩から「面白いですよ〜」って言われて見たんですが
いや、良かったですわぁ〜
タイトルから分かる人もいるかもしれませんが
新撰組の話しッす
ある日、新撰組に腕の立つ新入隊員が来た
その名は吉村貫一郎
北辰一刀流免許を持つこの男は、隊長と互角の腕を見せ
その腕を見込まれて剣術指南に抜擢された
しかし、この男
他の新撰組の隊員とは少し違っていた
彼は、生きるために剣をふり、金のために人を斬っていた
そんな彼を、他の隊員は「守銭奴」と嘲ったが
吉村貫一郎には生きなければならない理由があった
「死ぬのを恐れない」「戦で死ぬのを本望と思え」という考え方の当時では
「死にたくないから剣をふる」という、異色の考え方を持っている吉村貫一郎
なぜ、そのような考え方をするかは、映画を見れば分かる
そして、彼の行動には全て一本の筋が通っている
時代が江戸から明治へ
「かたな」から銃に時代が激変していく。そんな時代の中で
不器用だが、自分なりの考えを持ち筋を突き通す吉村貫一郎という人物に
私は魅力を感じました。人物自体に魅力もあるしね。
中村貫一郎を演じた中井貴一もいい具合に味を出していて凄いと思った
新撰組が好きって言う人も、興味本位で借りてもいいと思う
十分お釣りが来るはずだから
オススメデス