英雄(HERO)

 

監督

タカハタ秀太

出演

草薙 剛

中谷 美紀

パク・ジョンウ

コドヒ チョウジン

イ ジュンギ

香川 照之

市村 正親

 

あらすじ

女装のオーナーが経営する、ホテル・ビーナス。ウェイター兼世話係のチョナンをはじめ、

ここで暮らす住人は誰もが過去を背負っている。

酒に溺れた元医者のドクターと、妻のワイフが暮らす1号室は、言い争いの声が絶えない。

3号室のソーダは花屋を開く夢を追い、4号室のボウイは、自称殺し屋を語っている。

そんなホテル・ビーナスに、ある日、無愛想な父、ガイと、口を利かない娘、サイがやってくる。

チョナンの仕事を手伝わせるうちに、サイは次第に心を開いていくが…。

 

 

 

 

あらずじとしてはこんな感じです。

なんでこの映画を見たかって言うのは、やはり、どこかの映画祭で賞をとったって言うのを聞いたからです。

もし、そんなことがなかったらおそらく見なかったでしょう。

ただ、見終わって見てよかったと思えたのはこの作品が当たりだったからでしょう。

途中、泣きそうになったり、考えさせられる場面が何度もありました。

過去で何かしらキズを負ってしまった人が集まるトコロ

ホテルビーナス

あの時、ああしていなければ

もっとこうしていれば・・・

そうやって、過去を悔やみながらも生きている

そして、だんだんと過去を見つめつつ前を向こうとしている姿が熱くなりました。

 

終盤にこんな場面がありました。

「街」から来た人間が

「ホテルビーナス」に住んでいる人たちに向かって

クズ と言い放つシーンがありました。

それに対して、

「みんな生きているんだ」

 

この場面は一番考えさせられました。

実際見てみれば分かると思います

生きるって事

それについて考えさせられる映画でした。

 

みんな、何かしらのキズを負っている

 

「街」に住んでいる人もキズを負っている

でも、それに気が付かないだけ

気が付いていても、見ようとしないだけ

気が付いて、見つめつつ生き続ける人

それが、ホテルビーナスに住んでいる人

 

劇中に出てきた台詞

「つよいってなんですか?」

 

生きることに深く考えさせられる映画でした。私にとっては

 

 

 

ただ、この映画、他のサイトに行ってみると結構叩かれているんだなぁ〜

びっくり!!

俺は、結構泣きそうになったり考えさせられる映画でよかったなぁ、なんて思っていたんだけどねー

人によっては、ぜんぜん違う印象なんだね。

ちなみに、劇中は全部ハングル語!!

でも、日本映画なんだ

撮影地はウラジオストックらしい。

無国籍感を出したくていろいろな国を混ぜたらしいよ

でも、それがハマッタッテ思っている、俺は

他の人は違う印象らしいけどねー。

 

ちなみに、劇中でラスト以外に好きなシーンはワイフとドクターのシーン

男なら分かるはずでしょ、ドクターの心

 

 

最近、考えることが多い人、なにかキズを負った人にオススメ!