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分類 | セリ科 シシウド属 |
生薬名 | トウキ(当帰) 日本薬局方 |
薬用部分 | 根 |
成分 | 精油(リグスチライド、ブチリデンフタライド、セダン酸ラクトン、サフロール)、脂肪酸、クマリン誘導体、ポリアセチレン化合物他 |
適用 | 抗アレルギー、抗炎症作用、血圧下降、鎮痛、鎮静などの作用が有り、漢方では婦人病の主薬であり、鎮静、鎮痛、強壮薬として妊婦のむくみ、腹痛、月経痛などの目的に当帰芍薬散、当帰建中湯などに配剤され産後の要薬でもあり、鎮静通経の効き目があります。 |
名前の由来 | 漢名の“当帰”の音読みを、和名とした。 中国の故事に“妻が婦人病になったので、夫は家に帰らなくなり妻から離れてしまいました。 妻は早く治さなければと思い、トウキ薬草を飲んだら、病は全快しました そこで、妻は「夫よ、当(まさ)に我がもとに帰るべし」と云った”ということから“当帰”の字が、充てられました。 |