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別名 | イブキタイゲキ(伊吹大戟) |
分類 | トウダイグサ科 トウダイグサ属 |
生薬名 | タイゲキ(大戟) |
薬用部分 | 根茎 |
成分 | 不明 |
適用 | 利尿薬として漢方で用います。 虫毒を取り、水腫、中風や皮膚の疼痛に外用する。 |
有毒部分 | 全草、汁液 |
有毒成分 | サポニン、ユーフォルビン、タンニン |
中毒症状 | 汁液が付くと皮膚炎、誤食すると胃腸炎、下痢、神経麻痺 |
名前の由来 | 船の道標の灯台ではなく、昔の照明器具の灯明台のことで、小さな土器皿に灯油(菜種油)を入れ、その中に灯心(イグサの中芯)を浸して火をともすのが灯明皿で、これを灯明台架の上に乗せたのが灯台で、この台架には、1m位の背の高い高灯台(長檠)とそれより低い切灯台(短檠)の他に三本の細い棒を組み合わせて倒れないように結びその上に灯明皿を置いたものなどがありました。 この草の、杯状花序を高灯台の灯明皿に、花茎を灯械(とうがい:灯明皿を受ける金輪)に見立て、草丈も高灯台と同じくらいの高さであることから、高灯台の名前を借用した。 他の説にトウダイグサ科の在来種の中で最も草丈が高いことから、呼ばれた説もあります。 諺の“灯台下暗し”の由来は、灯台の光が、灯明皿に遮られて、その下は影になって暗いことによる。 |