サムネールに戻る

お題:  情熱

タイマツバナ  [松明花]
別名 ベルガモット、モナルダ
分類 シソ科 ヤグルマハッカ属/モナルダ属
原産地 北アメリカ、メキシコ
利用部位 花、葉、果実
成分 精油(酢酸リナリル、リモネン、リナロールなど)、タンニン酸他
精油は果実の皮を圧搾するだけで得られます。
適用 精油は鎮痛・鎮静・鎮痙作用があるので、抑鬱作用、不安症、泌尿器管の感染症などに葉や花を茶剤としたり、ポプリの材料にもなります。
欧米では、葉をティーやサラダに利用しますが、日本では、観賞用に用います。
ハーブティーはオスウィゴ・ティーとも呼ばれ、独特の香りのティーは、精神をリラックスさせる効果や催眠効果,疲労回復作用などがあり、アメリカインディアンのオスウィゴ族が古くから用いていたことに由来しています。
花は、食用のエディブルフラワーとして、デザートやサラダに、又、花は乾燥するにつれて香りに甘味を増すので、ポプリに用いるのも良いようです。
名前の由来 茎の頭頂に真っ赤な唇花を輪状に咲かせる花姿、花色の様子が、松明の炎を連想させることから、松明花(タイマツバナ)と名付けられたようです。
花色は赤、ピンク、白など幾つか有りますが。
英名“ベルガモット”の名前は元々、紅茶の薫香(アールグレイ)やエッセンシャルオイルに用いる、イタリア産のベルガモットオレンジに付けられた名前で、酸味が強く生食には向かないミカン科の植物のことですが、花の芳香がベルガモットオレンジに似ているところから、名前を借用した。
学名モナルダ・ディディマ(Monarda didyma)は、植物学者であるN.モナルデスを記念して名付けられました。

サムネールに戻る