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分類 | ユリ科 スズラン属 |
原産地 | 欧州北部、北米 |
薬用部分 | 全草 |
成分 | コンバラトキシン、コンバラトキソール、コンバロサイド、コンバラリン、コンバラマリン、ロデアサポゲニン、セリドニン酸などを含む。 |
適用 | コンバラトキシンは強心配糖体で、ジギタリスと同様に強心利尿作用があるが、副作用として強い心臓毒作用もある。 |
有毒部分 | 根、葉、花、果実(花に有毒成分が最も多く含まれている) |
有毒成分 | コンバラトキシン、コンバラマリン、コンバロサイド |
中毒症状 | 嘔吐、頭痛、心不全、血圧低下、心臓麻痺を起こし死亡します。 スズランを生けた花瓶の水を飲んだだけで死亡した報告もあるそうです。 |
他の利用法 | 葉が草木染めの染料になります。 |
名前の由来 | “ドイツ+スズラン”の二部構成で名付けられていて、花の形が鈴を連想させ葉が蘭の葉に似ることに由来します。 19世紀の半ばにベルリンで改良され、欧州各国へ冬場の草花として大量に輸出されたことから、スズランと云えばドイツと呼ばれたことに由来します。 学名(属名)のコンパラリア(Convallaria)は、ラテン語の“convallis(谷間)”に由来し、生育地からその名前が付けられました。 |