別名 | エゾネギ(蝦夷葱) |
分類 | ユリ科 ネギ属/アリウム属 |
原産地 | 地中海地方〜シベリア、北アメリカ |
利用部分 | 全草、鱗茎(chive) |
適用 | 食欲促進、消化促進、貧血 中国では民間薬として止血剤や解毒剤に用いられていたようです。 食用としてサラダ、オムレツ、シチューなど、広く料理の香味料に用いられる。 食用には蕾を摘み取る、花が咲くと葉が固くなり食味が落ちます。 ですから花を見る観賞用と食用とに分けて栽培します。 |
名前の由来 | <エゾネギ(蝦夷葱)> 北海道に多く自生し、葱に似ていることに因みます。 <チャイブ(Chives;英名)> すぐに分球し、一本だけ生えているのを見ることはないので、複数形で呼びます。 また、フランス語では、ciboulette(シブレット)と呼ばれ、フランス料理でもよく使われます。 学名(属名)アリウム(Allium)は全ネギ属に与えられており、ラテン語の“臭う(halium)”に由来し、種名のスコエノプラスム(schoenoprasum)は西洋ネギ(リーキ)の古いギリシア名です。 ギョウジャニンニクを別名エゾネギとも云います。 <チャイブの歴史> 紀元前1000年以上前の中国では、既に食欲を増進し、胃腸の働きを促進する効果や、殺菌効果と風味を生かした魚料理のレシピが残っており、古くから利用されていたが、13世紀頃に中国を訪れたマルコ・ポーロによって欧州で、その利用方法が知られ利用されるようになったそうです。 また、マルコ・ポーロは、このチャイブを大変気に入り帰国後も夢中になっていたとのことです。 |