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お題:  氷華

ソシンロウバイ [素心蝋梅]
分類 ロウバイ科 ロウバイ属
ロウバイから生まれた変種と云われている。
原産地 中国
明治初期から中頃に朝鮮を経て渡来したと推定されている。
生薬名 ロウバイカ(蝋梅花)
薬用部分
成分 精油(シネオール、ボルネオール、リナロールなど)、アルカロイド(カリカンチン他)、フラボン類(αカロチン他)
適用 鎮咳、解熱に蕾を煎用し、火傷には蕾を油漬けにしたものを用います。
名前の由来 漢名の“素心蝋梅”を音読みして和名の“ソシンロウバイ”となりました。
言葉の意味は“素心+蝋梅”の二部構成で“素心”とは、花弁(顎)、花芯まで同じ色の花を中国では素心と呼ぶことに由来し、“蝋梅”の由来は、花姿が“梅”の花に似た
その一:ロウ細工のような光沢と透明感のある花が咲く
そのニ:花弁の色が密臘に似た花が咲く
その三:臘月(ろうげつ:中国の陰暦の12月)に花が咲く
の説から“蝋”が付けられた。
ソシンロウバイとロウバイの日本への渡来は同じ時期ではなく、ロウバイの方が早く1600年代で対して、ソシンロウバイは明治初期〜中期(1800年代末)で200年位後です。
また、ロウバイの別名にトウバイ/カラウメ(唐梅)、ナンキンバイ(南京梅)などとも云われます。

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