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お題:  丹誠

シナモンバジル
分類 シソ科 メボウキ属
スイートバジル(メボウキ:目箒)の類縁種
原産地 インド
バジルの話 バジルと云えば、スイートバジルの事で、イタリア料理には欠かせないハーブで、イタリア名では“バジリコ:basilikos(王という意味;香草の王様でしょうか)”です。
その歴史は、16世紀に西ヨーロッパに伝わり、現在では南ヨーロッパ全土で栽培されています。
昔インドでは主に宗教的な意味合いで利用されていたようですが、ヨーロッパでは駆除剤、調理用として広く利用されていました。
その後、ハーブティーとして、神経痛、呼吸困難、咳、口内炎に、生で、または乾燥させてパスタ、肉、魚、野菜、豆、卵、チーズ料理やサラダにと、また、ポプリに利用できます。
<種類と利用法>
スイートバジル:アロマ・料理・ティー・ペースト トマトやパスタに使いま
          す。
ブッシュバジル:料理・ティー 丸く茂るコンパクトタイプ。
レモンバジル:料理・ティー・ポプリ アジア料理に合う。
シナモンバジル:料理・ティー 茎や葉は紫がかった緑。カレーのトッピン
          グやサラダに。
ダークオパールバジル:料理 濃い紫色の葉をビネガーやオイルに漬け
              込んでおくとルビー色の香りと色がでる。
アフリカンブルーバジル:料理・ティー 霜や寒さに当たらなければ長く楽
               しめる 多年草。
タイバジル:料理 肉、野菜、果物と合う。花も使える。
<日本への伝来>
江戸時代に入ってきました。
和名は、“メボウキ(目箒)”と云い、「種子は水を吸うと寒天状になり、 目に入った塵などを取るのに用いられた事から目を掃除する箒」の意味から呼ばれた。

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