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お題:  アップに耐えます

センニンソウ [仙人草]  有毒植物
別名 ウシノハコボレ(牛の歯毀れ)、ウマクワズ(馬食わず)
分類 キンポウゲ科 センニンソウ属/クレマチス属
生薬名 根:和威霊仙(ワイレイセン)
薬用部分 茎、葉、根
成分 根:サポニン、生茎・葉:プロトアネモニン
適用 根:鎮痛等(神経痛、リウマチ、痛風、筋肉痛、腰痛)に煎用し、外用に神
  経痛、偏頭腺に用いられます。
生茎・葉:皮膚引赤、発泡するが、へんとう炎に生葉を揉んで手首の内
      側に貼り付け一昼夜位そのまますると、へんとう炎の痛みが取
      れる等の民間薬として利用されていたようです。
日本では、漢方の生薬として、利用されていない。
有毒部分 葉、茎の液汁
有毒成分 ポロトアネモニン
中毒症状 液汁が皮膚につくと火ぶくれ状の皮膚炎を起こし、誤って食べると胃腸炎を起こす。
他の利用法 園芸植物のテッセンやクレマチスはセンニンソウを台木にして殖やしているそうで、時には台木のセンニンソウが芽生えることもあるようです。
名前の由来 果実には銀白色をした長い羽根状の毛があるが、それを
その一、白ひげと見て
そのニ、白髪に見立て
老人の白ひげ・白髪から仙人を想像したようです。
ウシノハコボレ(牛の歯毀れ)は、牧草と一緒に食べてしまうと歯が抜けてしまうことから付けられた。
ウマクワズ(馬食わず)は、有毒植物のために、馬が食べないので。
学名(属名)のClematisは、ギリシャ語の“clema:巻きひげ、蔓”の意味で、ディオスコリデス(1世紀のギリシャの医師)が木などに絡まりよじ登る植物に用いたギリシャ古名に因む。

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