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お題:  doushiyou

クサレダマ [草連玉]
別名 イオウソウ(硫黄草)
分類 サクラソウ科 オカトラノオ属
適用 風味や酸味が豊かな山菜で、若い芽をよく茹でて冷水にさらし、水切りして刻んだものを、油炒めや酢の物、甘酢漬けにすると美味しいそうです。
変わった使い方として、乾燥した葉を燃やしてハエ除けに使われたようです。
名前の由来 “腐れ玉”ではなく“草レダマ[連玉]”のことで、“レダマ[連玉]”と云う植物は“エニシダ”に似た地中海沿岸地方やカナリー諸島原産のマメ科落葉低木で、江戸時代の宝永年間(1704〜1711年)にスペインから中国経由で渡来し、スペイン語で“Retama”から“レダマ[連玉]”と呼ばれ、当時はかなり有名な花木だったようです。
この“連玉”を知っていた命名者は、自生している黄色い花をみて、“連玉”に似ていると思い、花形、草姿が全然違うにも関らず“連玉”を借用して、木本に対し草本なので“草”を付けた命名をしたようです。
漢名は黄連花と云いますが、私は命名者が、この名前の影響を受けたのではないかとも思うのですが。
また、“イオウソウ(硫黄草)”は、花の色から名付けられたようです。

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