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別名 | ブラックマスタード |
分類 | アブラナ科 アブラナ属 |
原産地 | 地中海沿岸 戦後野生種が侵入し帰化している |
薬用部分 | 種子 |
成分 | 辛味配糖体シニグリン |
適用 | 鎮痛、去痰、辛味健胃藥 局所刺激剤(患部に湿布して坐骨神経痛、痛風、捻挫、筋肉痛、脱臼、気管支炎に)とされる。 現在は香辛料として食品に大量に消費されます。 |
食用 | しゅしは香辛料として食品に大量に消費されます。 春の若芽を摘んで、軽くゆでて水にさらしてアク抜きしてから、おひたし、辛子あえ、白あえ、一夜漬けに、生のまま天ぷら等に良い。 |
名前の由来 | 種子が濃い赤褐色であることから、ブラックマスタードと呼ばれ、その日本語訳が“黒芥子”とされた。 芥子には、大きく分けて、クロガラシとシロガラシ(種子が黄色〜白色:辛味がマイルド)をヨウガラシと云い、日本で昔から栽培されているカラシナの種子のワガラシの三種類があります。 <ワガラシ(和芥子)の日本への伝来> 中央アジア原産と云われ、クロガラシとアブラナの雑種で、中国では2000年前から栽培されていたようで、日本へは弥生時代に渡来したと云われます。 本草和名(918年)や和名抄(932年)には、漢名の“芥(がい)”に和名“加良之(からし)”と記述されています。 また、“芥(がい)”とは、芥子菜のことで、その種子を“芥子(ガイシ)”と云います。 文字通り“辛い”のでカラシと呼ばれました。 |