ボタンをクリックすると写真変わります
分類 | ケシ科 キケマン属 |
有毒部分 | 全草 |
有毒成分 | タカトニン、マグノフロニン |
中毒症状 | 眠気、呼吸麻痺、心臓麻痺 |
名前の由来 | “キ(黄)+ケマン(華鬘)”の二部構成で名付けられていて、“キ(黄)”は黄色い花が咲くので付けられ“ケマン(華鬘)”は、インドの女性の首や腰に着ける装飾品のことや、仏像・仏殿の装飾具(団扇形のもの)のことを云います。 この仏像・仏殿の装飾品(団扇形のもの)に見立てた植物は、中国、朝鮮半島を原産地とし、室町時代に渡来した、華鬘草(ケマンソウ:ケシ科 コマクサ属)があります。 処が、仏堂の装飾具の形に似ていないキケマン(当然ケマンソウとも似ていない)が何故“黄色い花の華鬘”と呼ばれるようになったのかの説は 説一:数珠なりに密生して咲く花序を仏堂の装飾具に見立てた。 説二:ケマンソウと近縁種であるために“華鬘”を借用した。 私は、説一と説二の両方が影響しあって名付けられたものと思うのですが。 |