別名 | オオバツチグリ(大葉土栗) |
分類 | バラ科 キジムシロ属 |
名前の由来 | 丸く広がった株を鳥の“キジ”が休む“ムシロ(稲わらで編んだ敷物)”に見立てて呼ばれるようですが、その見立てる状況で、次の説があります。 説一:地上に広がった花茎を、ムシロと見た。 説二:花の後の葉が急速に育って大きく広がった姿を、ムシロと見た。 私は説一が良いですね! 花茣蓙(はなござ)に座っているキジを想像するだけでも楽しいですよ。 また、別名の“オオバツチグリ(大葉土栗)”は、同科同属の“ミツバツチグリ(三葉土栗)”と同じ発想の名前付けで、その名前の基は同科同属の種に根茎の一部分が大きく肥厚して塊状になり、皮をむいて生で食べられる部分のことを、土の中の栗と見立てた、“ツチグリ(土栗)”と云う名のものがあります。 “オオバツチグリ(大葉土栗)”は“ツチグリ(土栗)”より葉が大きいことに由来し、“ミツバツチグリ(三葉土栗)”は“ツチグリ(土栗)”の子葉が3〜7枚に対し、3枚であることに由来します。 “ツチグリ(土栗)”と同名のキノコがありますが、こちらは食べられませんので、ご注意下さい。 |