別名 | ホカケソウ(帆掛草) |
分類 | クマズラ科 カリガネソウ属 |
名前の由来 | ”かりがね”とは”雁が音=雁の鳴き声”から”雁金”と書くようになり、鳴き声が転じて雁を指すようになった。 花の形から雁に見立てたとの説明は、花冠から上方に雄しべと雌しべの花柱が弓なりに飛び出ている姿を、どの様に見立てたのかで、次の説があります。 ●説一:空を飛ぶ雁に見立てた。 ●説二:地上にいる羽を広げた雁の肩から首、頭と見立てた。 ●説三:雁金家紋の”結び雁金”や”一結雁”の形に見立てた。 個人的には、説二か三ではないかと、思っています。 よく云われている、説一では、此花の最も特徴的な姿である、上方に雄しべと雌しべの花柱が弓なりに飛び出ている姿と、首を真直ぐ前に伸ばした空飛ぶ雁の姿とは合わないし、花が咲いている時の草姿は、花がバラバラに散らばったようで、編隊飛行している姿とも合わない。 むしろ別名の”ホカケソウ(帆掛草)”の方が、花姿からは納得出来るのですが、如何ですか。 |