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別名 | 鼓草(ツヅミグサ) |
分類 | キク科 タンポポ亜科 タンポポ属 |
生薬名 | 葉、茎:蒲公英(ボコウエイ)、根:蒲公英根(ボコウエイコン) |
薬用部分 | 開花前の全草 |
適用 | 健胃薬、発汗、解熱強壮、催乳薬に用い、西洋タンポポも同様に使えます。 欧州などでも健胃薬として使われます。 |
食用 | 若芽と花を茹でてから充分さらして、晒してアクを抜いてから、おひたし、あえもの、酢のもの、てんぷら、バター炒め、汁の実などに使います。 |
名前の由来 | “カントウ+タンポポ”から構成されて、“自生地が、関東中心に限定されているタンポポ”に由来しますが、では“タンポポ”は、 第一説:花が咲いた後に出来る球形果(綿帽子)を稽古用の槍の先に付 けるタンポ(丸めた綿を布でくるんだもの)に見立てて名付け、タ ンポ穂がタンポポになった。 ”たんぽ”とは、ゆたんぽ(湯湯婆)の古名の”たんぽ(湯婆:丸い 陶製)”または、拓本を取る為に、石碑に墨を塗る為に墨を含ませ る”丸めた綿を布でくるんだもの”を、云います。 第二説:古名は、鼓草(ツヅミグサ)や白鼓草(ハッコソウ)と云われており 、その由来は花茎を適当な長さに切って、両側を縦に数等分に切 れ目を入れると、両端が外側に巻いて鼓のように見えることとか、 蕾の形が鼓に似ているからなどの説があります。 その後、鼓を叩いた時の音のターンポンポンなどを連想して、タン ポンポンがタンポポになった。 方言として、タンタンポポ、タータンポ、チャンポコ、デデポポなどが あるそうです。 タンポポの漢字”蒲公英”は、生薬の中国名に”タンポポ”の読みを、充てたものです。 英名で ”ライオンの歯”(Dandelion:Dan−de−lionの合成語で古期フランス語)と言うのですが、どこをどの様に想像したのでしょうかね。 もちろん葉の形ですよね。 |