分類 | シソ科 ヤマハッカ属 |
成分 | アルカロイド(タカトニン)、マグソフロリンなどの苦味質他 |
名前の由来 | この名前は”亀葉+引起”の二部構成で付けられております。葉は先端が3裂し、その中央の裂片がチョット長いのを、亀のしっぽと見立て”亀葉”とし、同科同属の有名な薬草の”引起”に似ていることから流用し名前が付けられたようです。 <引起について> ”和漢三才図会:1713年(正徳3)寺島良安作”に、[行人山中に於いて腹痛してまさに死なんとする者あり。時に弘法大師の登山するに遇ひて、この草を吃わしめ立処に癒ゆ。後にまたこれを試みるに皆験あり。よって延命草と名づく]と記述されています。 この故事に因んで、起死回生の野草として“ヒキオコシ”という別名が付いたと云われます。 ヒキオコシは消化不良、食欲不振、腹痛、胃痙攣に苦味健胃などの効能が有るのですが、カメバヒキオコシには、無いようです。 |
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