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別名 | ウッドベトニー、ベトニー |
分類 | シソ科 イヌゴマ属/ベトニー属 |
原産地 | 欧州 |
適用 | 欧州の民間薬で神経の鎮静、消化促進、血行を促し頭痛・偏頭痛の治療や生葉を切り傷や挫傷に外用にもちた。 中世には邪気や毒気を払うお守りとしても使われ、アングロサクソン人が好んだハーブそうです。 草木染の染料にも使われた。 |
名前の由来 | すごく変な名前と思われるでしょうが”カッコウ+チョロギ”に分け”チョロギ”と云われると、あゝあれだと思い出される方が多いと思います。 そうです、お正月の黒豆の煮物の中に入っている、梅酢漬けの赤い巻貝のような物です。 カッコウチョロギとチョロギは同科同属で非常に近い仲間なので、チョロギの名を流用し、花穂の形は”カワミドリ(シソ科カワミドリ属)”に似ているので、その中国名(生薬名)の”カツ香”を付けた名前にした。 <チョロギ シソ科イヌゴマ属> ”長老喜”、”千代老木”、”長老木”、”長呂貴”と、お目出度い字が充てられているので、お正月の黒豆の煮物に彩りも良いので、添えられたと思いますが、あの奇妙な形は根茎の部分が、肥大したものなのです。 原産地は中国で、江戸時代からあえ物や吸い物に使われてきたので、それ以前に日本に伝来したものです。 中国名では、石蚕(セキサン)と云い中国由来ではない、これは朝鮮語の”みみず”を意味する”チョロンイ”が語源で訛ったものと云われます。 この事から朝鮮経由で伝来したとも云われています。 脳の活性化(低酸素状態の脳細胞を活性化するのに有効な働き)や脳こうそく、痴呆症に効果があると最近云われている。 |