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お題:  雌木が欲しい(植物園には雄木のみ)


ハナイカダ [花筏]
別名 ママッコ(飯子)、ママコナ(飯子菜)、ヨメノナミダ(嫁涙)
分類 ミズキ科 ハナイカダ属
生薬名 ヨウジョウジュ(葉上珠)、セイキョウヨウ(青莢葉)
薬用部分 果実、葉
成分 未詳
適用 薬用 滋養、強壮、強精、止血、下痢、健胃、冷え性
食用 若芽を菜飯、炊込御飯、おひたし、てんぷら、各種和え物、佃煮な
    ど味はくせがないく菜飯、炊込御飯の素材として知られています。
実は果実酒にも利用できます。
名前の由来 葉を筏に見立て、その上に乗る花や実を筏を操る船頭に見立たてて、名付けられました。
ママッコ(飯子)、ママコナ(飯子菜)の別名がりますが、この若芽を菜飯などの材料にすることから、名付けられたと思われます。
別の説に葉の上に付いた花や実が、葉に付いた飯粒と見立てたとの説も有ります
ヨメノナミダの別名もあり、その由来は次のような民話によります。
“殿様の使いから『葉に実のなる木を見つけてこい』と命じられ、若いお嫁さんが夜遅くまで山中を必死で探すが見つからない。
悔し涙の一粒が足元に落ち、月で光った涙の玉が木の葉の真ん中で真珠のように輝いた”
という民話が残されているそうです。

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