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別名 | コルツフット(英名coltsfoot) |
分類 | キク科 カントウ属/ツッシラゴ属 一属一種の植物です。 |
原産地 | 欧州、北アフリカ、インド、中国、シベリア 日本には明治中期に渡来しました。 |
生薬名 | 款冬(カントウ) |
薬用部分 | 蕾、葉、根 |
成分 | ファラジオール |
適用 | 鎮咳、去痰、利尿に煎じ液を服用する。 外用に生葉の搾り汁、乾燥葉、蕾の煎じ液を皮膚炎、外傷や腫れ物に湿布します。 生葉には、殺菌作用があり皮膚の炎症などに用いられます。 欧州では、葉を薬用たばことして利用し、喘息に効きめがあるとされています。 中国では、蕾を利用し“款冬花”と称し鎮咳去痰薬に用います。 注意)微量のアルカロイドが含まれるので多量の服用や常用は避けたほうが良いでしょう。 |
名前の由来 | フキ(蕗)に似た葉を持ち、タンポポのような黄色い花を咲かせることからフキタンポポと呼ばれます。 ただ、花の時期には、まだ葉はでていませんが。 漢名の“款冬”は、早春に氷を割って生えてくるの意味から付けられました。 英名の“コルツフット(coltsfoot)”は、腎臓形の葉を馬の蹄に見立てて“子馬の足”を意味します。 |