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お題:  名前より、可憐

ベンケイソウ  [弁慶草]
分類 ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属
原産地 中国
奈良時代以前あたりに、薬草として渡来し栽培していたようですが、逃げ出して帰化した。
生薬名 ケイテン(景天)
薬用部分 生葉、全草
成分 未詳
適用 生葉を火であぶり、表皮を剥いで肉質の部分を膿傷や虫さされなどに塗布します。
全草の乾燥したものを煎じて、解熱、解毒などに服用します。
名前の由来 葉が厚く、切り取って暫くおいてもしおれず,土に挿すと根が出て元気よく育ちはじめる丈夫な性質から、伊岐久佐(いきくさ=生き草)の和名が与えられた。
その後、武蔵坊弁慶が現れ、強いものの代名詞として弁慶の名が付けられた。
物類称呼(越谷吾山著1775年)には、ベンケイソウの漢名“景天(ケイテン)を、京では、ベンケイソウ、江戸では、イチヤクソウと呼ぶという記述があり、名前は京のほうから広がったようです。

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