ボタンをクリックすると写真変わります
![]() |
分類 | ジンチョウゲ科 ミツマタ属 |
原産地 | 中国〜ヒマラヤ 室町時代に薬用として渡来したと思われるが、その後観賞用として栽培され、和紙の原料として利用が始まったのは江戸時代といわれています 明治以降、紙幣用紙として主な産地は四国(高知県、愛媛県)、中国地方(岡山県)の山地で栽培されていましたが、第二次大戦後間もないころに四国の栽培地で突然変異の本種が発見されました。 |
生薬名 | しんもうか(新蒙花)、もうかじゅ(蒙花株) |
薬用部分 | 蕾、根茎 |
適用 | 解熱、消炎に煎用し、眼病薬として緑内障、鳥目などに用います。 中国で使用され、日本では薬用としては利用されません。 |
有毒部分 | 全草(特に果実) |
有毒成分 | クマリン配糖体 |
中毒症状 | 腹痛、血便、口内炎、皮膚炎、硬直・麻痺 |
名前の由来 | 赤色の花を咲かせるミツマタで、枝が3つ又に分かれることに因みます。 “三椏”とも書き、“椏”は”あ”とも読み、“木の股”の意味があります。 樹皮は強く、鬼を縛っても大丈夫ということで、オニシバリの別名があります。 ”紙の話”は、ここクリック |